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ゆう@子育てパパ


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 滑川高校海洋科(滑川市加島町、開宣之校長)が実習で製造した地場産ベニズワイガニのむき身が30日、市内の学校給食で用いられ、小中学生や園児、教職員ら約3千人がふるさとの味覚を楽しんだ。



 滑川高校海洋科は食品製造実習の一環で、足折れなど市場価値の低いカニを使った缶詰作りに取り組んでいる。こうした試みを先月、上田市長らに紹介したところ、学校給食への採用が決定。2、3年生32人が延べ12時間をかけ、滑川産ベニズワイガニ約300匹分の身を全て手作業で抜いた。水煮スープと一緒にレトルトパックに封入し、市学校給食共同調理場に納めた。



 この日は野菜や豆腐、卵と組み合わせた「かに玉スープ」として登場。同校近くの田中小学校では会食があり、海洋科の代表生徒4人が児童と共に“労作”を味わった。「いいにおい」「おいしい」などと笑みをこぼす児童たちに、同科3年の竹内桜子さんは「(自分たちの製品を)食べてくれる人たちの顔を見たのは初めて。加工作業は単調で苦労したが、喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。



 生徒たちによる「おさかな講座」もあり、絵に描かれた富山湾の魚を当てるクイズなどで盛り上がった。





北日本新聞社