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開湯90周年を迎えた宇奈月温泉や、黒部川の電源開発の歩みを知ってもらう見学会が21日、黒部市宇奈月町で開かれた。温泉街のお湯を賄う源泉地の黒薙(くろなぎ)では、普段は一般に見せていない噴泉を公開。勢いよく上がる湯は新緑の中できらきらと輝き、参加者は歓声を上げていた。
黒部市や黒部・宇奈月温泉観光局などでつくる「宇奈月温泉開湯90周年記念事業実行委員会」が主催。30日まで計4回行い、345人の応募者の中から抽選で選ばれた68人が参加する。
初日は県内在住の17人が、黒部峡谷鉄道の関西電力専用列車に乗り、宇奈月駅から上流6・5キロの黒薙駅へと向かった。昨年12月に完成した新黒薙第2発電所を見学後、新緑の山道を歩いて黒薙温泉に到着した。源泉を管理する黒部観光開発の職員が、噴き出し口にこびりついた湯あか(炭酸カルシウム)を削り取ると、温度90度以上のお湯が10メートル近く噴き上がった。
上流の鐘釣(かねつり)や欅平(けやきだいら)を訪れたことがあっても黒薙は初めてという参加者が多く、上市町湯神子の北岡久年さん(76)は「自然の圧倒的な力に驚かされた」と話した。射水市坂東(新湊)の佐竹正人さん(72)は「壮観な景色。急傾斜のある山道を歩いてきたかいがあった」と語り、昼食後は温泉に漬かり疲れを癒やしていた。
同観光局は、北陸新幹線開業を見据え、今回の見学会を新たな観光資源に生かせるか検討したいという。
北日本新聞社