グレートってあまり使った事ないよね。。  (~_~;)     ゆう@子育てパパ


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ネイティブに伝わるビジネス英語:

 日本人の英語を知りつくしたベストセラー英語教師、デイビッド・セインさんによる連載「ネイティブに伝わるビジネス英語」。第12回からはワンラックアップ編です。今回は企画立案時によく使われるフレーズを紹介します。会社での企画立案、交渉空いてへの企画立案などで使ってください。



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●チャプター12:企画編



 まずは、意味は似ていますがネイティブには伝わりにくい表現から。



●すばらしいアイデアですね。



・It's a great idea.

・It's a good idea. ←ネイティブには伝わりにくい表現



 goodは「まあまあいい」に聞こえる場合があり、「とてもいい」というニュアンスではありません。こちらがよいとか悪いとか判断を下すよりもThis idea will boost sales.「このアイデアなら売り上げが伸びるでしょう」とか、I like this idea because it will save money.「お金が節約できるのでこのアイデアが好きです」など具体的にほめるのもいいでしょう。



●あなたならできます。



・I think you can do it.

・Maybe it will be a success. ←ネイティブには伝わりにくい表現



 Maybe it will be……には言う人の思いが込められていません。単に客観的な予想を言っているニュアンスがあり、成功の可能性もあまり高くないように聞こえます。「あなたならできます」には、肯定的な思いが込められており、相手を励ますニュアンスもあります。



●コラム:上から目線にご注意



 「それ、良いアイデア!」と言いたいとき、This is a good idea.と言ってしまうと、上から目線なヤツと感じられてしまう可能性が実はあります。具体的にどこがいいと思ったのか、ポイントを指摘して、さらに話を深められるようなコメントをしましょう。



 例えば、I think your idea could also save costs.「君のアイデアなら経費削減もできると思うよ」なんて言えば、気が利いています。



●企画立案時に活用頻度の高い表現



 ここからは、いくつか例文を紹介します。



ちょっと相談に乗ってくれませんか?



・I have an idea that I'd like to tell you about. (今考えている企画があるのですが、聞いてもらえませんか。)



・I'd like to work on a project that I'm really excited about. (すごくやりたいプロジェクトがあり、すぐにでも取り掛かりたいのですが。



 単なる事実を伝えるだけでは相手の心は動きません。発言者の情熱が伝わるように言いましょう。



こんなのはどうでしょう?



・I know! How about this?



 ちょっと考えてからI know! と言うと、アイデアの期待度が高まります。



・This probably won't work. (多分、難しいのではないでしょうか。)



企画書を作ろう



・Could you put together a proposal draft? (たたき台を作ってくれませんか?)



 「たたき台」は、a proposal draftと言います。



・Do you think you could make a full 20-page set by 3:00 today? (資料を一式そろえてくれないかな?



 Do you think you could~は「~して頂けますか?」という丁寧な依頼文で、目上や目下にかかわらず誰にでも使える便利な言い回しです。英語の場合、ほしい資料の分量、時間指定も忘れずに。



上司に相談



・Could you give me just 20 minutes of your time? (ちょっとお時間を頂きたいのですが。)



 英語では必ず具体的な時間や量を指定して。



・If you don't mind, I'll make a proposal draft for you to consider. (もし差し支えなければ、企画書をまとめますのでご検討頂けますか?)



 If you don't mind……の一言を加えるだけで、相手の意見を取り入れる気持ちがあるという意思表示になり、印象がグッと違ってきます。



いいね!



・I like it, I do. (すごくいいね。)



 I like it.でもOKですが、likeには「大好きというわけではない」というニュアンスがあります。「大好き」ならI love it.ですが、ビジネスの場ではやや情緒的に過ぎるので、I do.を付け加えることで自分の「好きである」気持ちを落ち着いたニュアンスで相手に伝えます。



・You've done your homework. I like it. (しっかりと考えてあるし、いいと思います。)



 You've done your homework.は決まり文句で「やるべきこと(宿題)はやった」。転じて「しっかり考えてある」というニュアンスになります。



じゃあ、やりましょう!



・Okey, let's do it. (じゃあ、やりましょう。)



 Let's try to do it.だと、「だめでしょうけど、やってみましょう」というニュアンスで伝わる可能性があります。



・Thanks to you, I got approval! (承認をもらうことができました。)



 I got approval.では事実を告げているだけ。Thanks to you……「おかげさまで」を付けることで、相手への感謝を表します。



 次回はプレゼン時に使うフレーズを紹介します。



[デイビッド・セイン,Business Media 誠]