コーヒー大好きなんで、いいことだ~。  (#^.^#)   ゆう@子育てパパ


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 コーヒーをめぐる顧客争奪戦が激しさを増している。専門のカフェチェーン以外にも、ファストフード店やコンビニエンスストアまでが「本格的なコーヒー」のサービスを展開。若年層を中心に広がる脱アルコールの流れなどを背景に、コーヒーの需要はさらなる拡大が予想される。外食産業新聞社・菅則勝「外食日報」編集長に話を聞いた。



【コーヒーの大きな誤解】知られざる健康効果とは?



 --コーヒーをめぐる競争が激しくなってきた



 「喫茶店の市場規模は約1兆円と居酒屋の規模とほぼ同じで、それなりの需要があるのは確かだ。ただ、厳密に言えば同じ1杯100円のコーヒーでも、セブン-イレブンのようなコンビニとマクドナルドのような外食では、そもそものビジネスモデルが違う」



 --どういうことか



 「マクドナルドは1日24時間にわたってファストフードを提供できる店舗を軸に、来店の動機を増やす試みを続けてきた。朝食メニューやドライブスルーはその一つで、コーヒーも喫茶店としての利用機会を創出する意味合いがある。一方、セブン-イレブンの場合は、従来からの来店客に粗利の高いコーヒーを『ついで買い』してもらうことで売り上げがアップする効果の方が大きい」



 --なぜ、参入する業種が最近増えてきたのか



 「コーヒー豆の原料価格が下がってきたことの影響は無視できない。コーヒーは原材料がコストや粗利に直結している。投機マネーがコーヒー豆から離れてきており、前年の同じ時期と比べると現在は3~4割下がっている」



 --このところ為替相場がかなり円安に振れているが



 「相場の下がり方が大きいので、円安に多少振れたところで大きな影響はないだろう」



 --セブン-イレブンやマクドナルドだけでなく、カフェチェーン各社の今後の戦略をどうみるか



 「利益をもとに、新規出店などの設備投資を加速させるのではないか。すでに郊外などに新規出店を増やす動きがあるほか、既存店の改装にも充てるチェーンも出るだろう」



 【プロフィル】菅則勝(すが・のりかつ) 写真業界誌や建設業界紙の記者を経て、2000年3月に外食産業新聞社入社、2002年7月から「外食日報」編集長。大手を中心に外食産業の取材歴13年。42歳。埼玉県出身。