未だの人は投票に行きましょう。 (ゆう@子育てパパ)



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 第46回衆院選は16日、投票が行われ、即日開票される。今回は「第三極」とされる政党を含め12党が林立するなか、争点も消費増税、原発、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など、多様化した。有権者は12日間の選挙戦で、候補者たちの主張をどうとらえ、どう考えたのか。



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 青森市、自営業、赤石勝信さん(47)「われわれの生活、商売に直結する消費税問題に関心を持っていた。高齢化社会を迎え、上げなければならないのは分かるが、デフレの今なぜ上げなければならないのか、どの候補も単に賛成、反対を連呼するだけだった。消費税を上げる前に、自分たちも身を削る覚悟を。次期政権に期待して一票を投じるが、訴えたことは確実に実行してほしい」



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 岩手県宮古市、「山口太鼓の会」会長、佐々木清さん(63)「いろいろな政党の話を聞いたが、どの党も復興へのビジョンがなく、主張がよく分からなかった。選挙の時は良い話をしてくるが、約束を守らないんじゃしようがない。政治は被災者に勇気を与えているのだろうか。投票には必ず行く。各党の主張はあるだろうが、復興を一日も早く進め、不安を取り除いてくれる人に入れたい」



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 秋田県能代市、団体代表、山谷銀二郎さん(79)「よく分からない選挙だ。戦後の日本が制度疲労を起こしていると思ってしまう。外交と教育に関心があり、何を訴えるかに注目してきた。外交と教育問題にどう取り組むか、それを見極めて一票を入れる。自民党の安倍晋三総裁はしっかりとした考えを持っている。新政権には憲法改正に道筋をつけ、日本を日本らしくしてほしい」



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 宮城県名取市、会社員、高玉友伸さん(42)「震災から1年9カ月もたったのに、復興は一向に進んでおらず、選挙の主張をみても伝わって来なかった。復興策も政治家の言い訳ばかりだったように聞こえた。既存の法律で震災復興ができないなら新しい法律をつくるぐらいの気概を持ち、真に国民ひいては被災者に向き合う政治が実現するきっかけになるような一票にしたい」



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 山形市、大学非常勤講師、平尾清さん(47)「政党が乱立しているが、『現在』ばかりに目がいっているように見えた。大事なのは、これからの10~20年後に何を選択するかが問われていると思う。消費税、TPP問題ばかりが叫ばれていたが、今回は東日本大震災、原発事故の後の初の大事な選挙だ。復興では民間の力が重要だと思う。そうしたことを重視する政治家、党を選びたい」



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 福島市、自営業、福田康浩さん(33)「政党や派閥に縛られている政治では、選挙の意味がないし、若い人たちは何を信じていいのか分からない。一部の人だけしか理解できないような複雑なことを主張するのではなく、わかりやすくてシンプルな公約を掲げている政党に投票したい。誰もできないようなことを主張するのではなく、確実にできることをしっかりとやってもらいたい」