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 7日に行われたF1世界選手権シリーズ今季第15戦・日本GP決勝で3位となり、日本人としては史上3人目で表彰台に上がった小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)が8日、会場の三重・鈴鹿サーキットでトークショーに臨み、集まったファン1万人の前で一夜明けた感慨を話した。



 「やっと、この鈴鹿で表彰台を取れて、ほっとしてます」と喜びを口にした可夢偉。「まだ実感はわかないけど、メールが1カ月分くらい来てて携帯の電池か切れた。すごいことになってた」と笑いながら快挙への反響を振り返った。



 終盤、ジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)の猛追を受けたが、最終周で追い越しを補助する空気抵抗削減装置(DRS)を使えるメーンストレートを過ぎてからは「余裕ができて、応援が見えてました。あの速度で(走っていても観客の)手が揺れているのが見えた」という。「応援に応えようと思ってやってきて、結果を出せた。皆さんに感謝するしかない」と改めてファンに頭を下げた。



 とはいえ「まだ3位。気を引き締めて、もっと前でゴールできるようにがんばりたい」とも。コンストラクターズ(製造者部門)ランクで6位のザウバーは、5位のメルセデスまで20点差。「これだけは、どうしても抜きたい。小さいチームにはすごく大きい壁だが、(抜ければ)ザウバーで3年間がんばってきた本当の意味が出るのかと思う」と話し、ファンからの歓声を受けていた。



 また、表彰台に上がればチームからマシンの風洞実験用模型をもらえる約束をしていたことを明かし、「達成したなあ」と感慨深げ。優勝すれば実車をもらえるそうで、「ほしいですね」と、改めて表彰台の真ん中への意欲を示した。



 カートをやっている子供たちの質問には「『できるんだ』と自信を持つことが大事」とアドバイス。カート時代は「失敗して、身にしみて悔しく感じることが勉強になる。今だから失敗できると思った方がいい」と、自らの経験を振り返りながら話した。