野菜や果物がきれいに切れると、料理の味が良くなるといわれる。さらに切れ味に加えて、デザインにもこだわった「専用ナイフ」が人気となっている。
【写真・画像】「KUHN RIKON フルーツナイフシリーズ」
まず、夏の定番フルーツのスイカ。うまくスイカが切れずに苦戦した経験がある人も多いのでは。そんなときに大きなスイカを丸ごと切れる、スイカをあしらったかわいいデザインの「スイカナイフ」が登場した。
スイカナイフを考案したのは、スイスの名門キッチン用品メーカー「KUHN RIKON」。緑色の持ち手部分は人間工学に基づいて設計されており、てこの原理を生かして余分な力を加えず簡単に切れる。赤い刃の部分にはギザギザの凹凸を施して切りやすくした上に、さらにシリコンコーティングをすることで、切ったスイカが刃にくっつかないような工夫が施されている。全長は41.5センチメートル、価格は税込み3,150円。
「KUHN RIKON」のフルーツナイフシリーズには、ほかにもメロンやカボチャ専用ナイフ(各税込 2,625円)、アボカド、リンゴ、イチゴ専用ナイフ(各税込 1,575円)がある。いずれもかわいいデザインが特徴的だ。
また、熟したトマトを薄く切りたい、という場合には、ビクトリノックス製のトマト用ナイフ「トマト・ベジタブルナイフ」がおすすめ。独自の細かい波刃が食材を確実に捉えるので、熟したトマトや果物をつぶさずきれいに切り分けられる。また、パンを薄くスライスすることもできるので、台所に1本あるととても便利。価格は税込1,050円とコストパフォーマンスも高い。
一方、自宅で本格的な生ハムを楽しみたい方には、生ハム用ナイフがおすすめ。その一つがスペイン製の「ARCOS生ハム専用ナイフ」。このナイフは、機能性を重視したシンプルでスマートなナイフで、生ハム専門メーカーでも使われているという。丈夫で薄い刃は弾力性があり、刃のしなり具合や切りやすさは、生ハムを薄くカットするのに適している。定価は税込5,800円。
デザインや切れ味にこだわった「専用ナイフ」は、料理の味だけでなく、料理の楽しみもアップさせてくれそうだ。
(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)
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