M子の乳癌日記 -5ページ目

M子の乳癌日記

浸潤性乳癌と診断されたので自分の観察日記を始めました

読者の皆様、大変ご無沙汰してしまいました。

おかげさまで、癌摘出後の経過は良好なようです。

 

ところで突然ですが、沖縄基地問題について考えたいと思います。

 

今、日本には70以上の米軍施設があります。まず、そのこと自体が日本が太平洋戦争敗戦以来、依然としてアメリカの占領下にあることを物語っていると思います。

 

そして「日本における米軍基地の74%が沖縄にある」と言ったのは、元米国務長官のジョセフ・ナイ氏。沖縄に日米安保の負担が集中しているということを主張するときに良く引用されるコメントです。

正確に言うと、「在日米軍施設面積の75%」であり、その機能や駐在軍人の人数、予算などは別の話です。

 

「沖縄基地問題」の画像検索結果

確かに沖縄県民の負担は大きいし、辺野古基地建設で非常に貴重な環境が破壊されているのも確かな事実。米軍機の墜落や、米兵の犯罪などで県民の命と生活が脅かされています。

私は美しい沖縄の自然が破壊されることに、本当に心を痛めています。日本から米軍施設をなくしてほしいと願う一人です。でも、例えば辺野古へ行って抗議活動に参加しようとは思いません。効果がないと思うからです。

で、どうすればこの問題を解決できるかをずーっと考えているわけですが、今のところ行きつく現実的な解決策は、

1.まず日本政府がもっとまともな外交能力をもって、既に全在日米軍施設の75%もの面積を有する沖縄の米軍施設用地を有効活用するよう交渉することで、これ以上その施設面積を広げることを止める

2.日本がアメリカによる占領状態から離脱して真の独立国家として、その領土を自分で衛る

というところです。
こういう話をすると、「軍国主義に傾倒している」などと非難を受けるかもしれませんが、決してそうではありません。私は絶対戦争反対の立場です。

でも、イデオロギーや感情論はひとまず横に置いて、現実をしっかり把握したうえで、何が最善の方法なのかをきちんと考えたいのです。私はビジネスパーソンなので、理想を掲げることより、結果を出すための方法を求める思考を基本としています。そして、感情的にならず、冷静に考えたいです。できれば多くの人と一緒に考えたいです。

話が長くなりますので、今日はこの辺で終わりにして、また改めて続きを書こうと思います。