M子の乳癌日記

M子の乳癌日記

浸潤性乳癌と診断されたので自分の観察日記を始めました

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少しずつ春の兆しが感じられるようになりました。

花粉症の人たちにはつらい季節の始まりですね。私も目をやられます。

 

またしばらくブログアップをさぼっている間に、2月24日沖縄県民投票で辺野古埋立(普天間基地移転)反対票が得票率72.2%という結果が出て、「沖縄県の民意は圧倒的に反対」ということになったようですね。反対派の人たちは大喜びのようですが、ちょっと冷静になって客観的に見てみましょう。

 

当日の有権者数1,153,591人に対する投票率は52.48%」で、反対」434,273票(得票率72.2%)、有権者数1,153,591人に対するその比率は37.6%なのです。

1996年9月8日に大田昌秀知事の下で行われた「日米地位協定の見直し及び基地の整理縮小に関する県民投票」での投票率は59.5%で、うち89.1%、48万2538人が「基地の整理縮小に賛成」でした。これは当時の有権者総数の過半数に達し(53.0%)、数字としては説得力があったわけですが、「基地の整理縮小」には普天間基地の辺野古移設も含まれていたのです。ですから、今回の県民投票で示された37.6%の「民意」は、1996年の53%の民意を覆すに足るのか?という疑問もわきます。(出展:篠原章氏/デイリー新潮2月25日配信)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190225-00557283-shincho-pol&p=1

 

私は海が大好きで、自然破壊に反対の立場ですから、もちろん辺野古湾の埋立は嫌です。反対したい。

でも、先述の出店記事著者の篠原さんがご指摘の通り、この世の中に「絶対正義」は存在しないのです。「世界中の国々が等しく平和を愛し、自然を愛し、お互いを尊重しあって、決して侵略など考えもしない」のであれば、辺野古埋立も不要ですし、そもそも軍事基地も不要ですが、実際はそうではない事は明らかです。「中国共産党が沖縄を狙っている」というと、沖縄と日本政府を分断対立関係に導こうとしている運動家たちは「陰謀論」とか「デマ」とか言って全否定しますが、決してデマではありませんよね。事実、竹島は既には韓国に取られてしまいましたし、八重山の沖では毎日のように領海侵犯が起きていて、地元漁師はそれを実際に目の当たりにしています。津島の島民にも、「日本がもたもたしているから韓国に土地を取られてしまった」と怒っている人がいます。

辺野古基地建設に反対する人々は、普天間基地存続を望んでいるのでしょうか? それとも沖縄から米軍基地を追放したいのでしょうか?沖縄の米軍基地存続と日米安保は表裏一体です。沖縄を含めて日本の国土から米軍基地を退去させるには、日米安保条約を解消して、日本が自力で国防を担わなければならないのです。連合軍司令部が作った、現行の日本国憲法を改正することが必要です。私はむしろその方が良いとも思いますが…

 

沖縄米軍基地に反対しながら、改憲反対というのは支離滅裂。若しくは中国共産党のような侵略勢力に身をゆだねるつもりなのでしょうか。ウィグルやチベットのようになってしまうかもしれないリスクを背負うつもりなのでしょうか。

 

本当に「沖縄の海を守りたい」なら、辺野古湾は地盤が軟弱で埋立も難航しているそうですし、埋め立て反対の人たちは代替案を出してはどうでしょうか。

 

本当に悔しく悲しいことですが、米中の覇権争いは激化しており、連合軍によって爪をはがれて自らを衛る力を持たない日本は、どちらかましな方につくしか選択肢はないのです。当面は傍若無人な中国共産党に、アメリカの力を借りて対峙するしかないと思います。
 

早く自分たちで国土や同朋を護れるように、私たち国民が視野を広げて、現実をきちんと客観視して、美しい国を衛るために目覚めなければ…