【豆知識】Σ(・ω・ノ)ノ ルイヴィトンの「ヌメ革」のヤケ・汚れ具合で査定にこんな違いが! | 【Coeuriche】上本町の買取販売

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解説!業界豆知識 Σ(・ω・ノ)ノ
 
 
 
 
今日はルイヴィトンのバッグのハンドルに使用されているヌメ革についてのお話を。
 
そもそも【ヌメ革】とは?なんぞや?
 
どうやら【牛革を植物の渋であるタンニンで鞣して型押しなど表面加工など施さず仕上げた革】とのことです。革本来の自然な風合いを楽しめるのが特徴ですが、使い込むことによって徐々にアメ色に表情を変化させます。濃くなればなるほどヴィンテージ感やアンティーク感が出てきて良い感じになるのです。手に触れる部分から徐々に変色しはじめ全体に広がります。一度も使用してない状態でも空気に触れている時間や光の当たる時間で多少の変色を起こします。

 

 
 
 
 
【1.2.3.4.と順にカッコ良く味が出てきている】という見方と【1.2.3.4.と順に使用感が強く出てきている】という見方とで、世の中には2種類の見解がございますが、ブランド古物業界では後者で診断・査定するのが通例です。次に購入される方の気持ちの部分と、以降の耐久性の問題とでも言いましょうか。。。
 
1.は未使用~SAランク相当の超・美品
2.はA~ABランク相当の良品
3.はB~BCランク相当の品
4.はBC~Cランク相当の品
 
と言った感じで各々査定額に差異が出ます。例えばモノグラムのスピーディ25で言えば1.と4.では査定額に¥40,000-くらいは開きが出る訳です。使わないのであればヤケ・汚れが黒ずむ前の早めの売却が高く売れるコツとも言えます。もちろん4.の状態でも買取不可というわけではないので御安心を。
 
 
さて、ここでラインごとに同モデル比較を。
スピーディ御三家と言いますか三兄弟と言いますか。
左から順に【モノグラム】【ダミエ・エベヌ】【ダミエ・アズール】がライン名となっており、メーカーでの定価も3種類とも同じ¥112,320-です(2017.05.現在)。定価が同じでも各々仕様が異なり、真ん中のダミエ・エベヌのみがハンドルにヌメ革を使用しておりません。しかもダミエ・エベヌのハンドルは表面強度も高く、色が濃いため、キズや汚れに強いのです。
 
...ということは、ダミエ・エベヌにおける査定額は変化・劣化に影響されにくいという事でもあります!!言い換えれば、【購入した時のお値段】と【売却する時のお値段】の差額を考えるとダミエ・エベヌが一番コストパフォーマンスに優れているとも言えます★

 

他にもネヴァーフル、トータリーなどのモデルにも同じことが言えますよね~!
 
 
 
 
豆知識でした、本日はこれにて。

 

 

 

 

 

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