・システムトレードの売買手法について
Yuta : システムトレードこづちについて、もう少し詳しい部分をお聞きしたいと思います。
売買頻度や、利食い・損ぎりのタイミングなどについてはいかがでしょうか?
S氏 : 売買頻度については、現在のシステムロジックでは1日のうち、
1~2度あるかないか程度ですね。
トレード手法としては、中期型のスウィングトレードになるかと思います、
ワンチャンスを狙いに行くタイプです。原則として、1度、トレードを開始したら、
そのトレードが終わるまでは、新たな追加トレードは行うことは非常に稀です。
Yuta : なるほど、最もポピュラーな仕様ですね。
S氏 : そうですね、売買手法で奇抜さや複雑さを狙うよりは、利益を狙いたいですから(笑)。
それと、利食い・損ぎりのタイミングですが、利食いのタイミングについては、
企業秘密なのですが(笑)・・・・
早いときもありますし、場合によっては次の日までトレードを継続しっぱなし、という時もあります。
利益を伸ばせるとシステムが判断した場合には、比較的長く継続するような仕様です。
また、狙った方向と逆に相場が動き、含み損になった場合には、
これもシステムの判断によりますが、比較的早期に損切りを行うような仕様ですね。
ただ、ユーザーさんに必ず理解しておいていただきたい事は、
だからといいまして、FX投資を安全にできます、ということではありません。
FX投資はやはり、ハイリターンを狙う市場ですから、リスクは当然あります。
こづちはそうしたツールなのだということです。
Yuta : FXの経験者でも、「損ぎり」が難しい、という動機で、システムトレードを
導入される方が少なくないようです。決まったルールで損切りを行えるのが、
システムトレードの最も支持される理由の一つのようです。
ただし、常に含み損になった瞬間に損切りを行うと、トータルで利益を出すことが
難しいですので、この辺りのバランスがシステムトレードの成績を大きく左右すると思います。
この点についてはどうお考えですか?
S氏 : 例えば、メジャーリーグのイチロー選手でも打率は4割です。
裏を返せば10回の打席中6回は凡退しているのですが、4回の安打でいかに活躍をするかが、
我々の記憶と成績に残るわけですね。FXトレードの場合でも同様で、
「損切りは早く、利は伸ばせ」の格言どおりに、利益は大きく伸ばして行くことも重要です。
先ほど損切りの難しさについて言われましたが、
実は利益を伸ばすことも結構難しいですよね、心理的に。
Yuta : そうですね、非常に難しい(笑)今が最高利益で、
これから減ってしまうのではないかと、心配になってしまいます。
S氏 : これはほぼ全ての人の心理のようです。
利益を伸ばし、適切な損切りを行うには、かなりの心理的プレッシャーに勝たないといけないようです。
イチロー選手も恐らく心理的にタフであることも好成績の理由の一つではないか、
と個人的に思っております(笑)
しかし、FXを始めたばかりの人には非常に難しく、あまり適切な言い方ではないですが、
これを鍛えるには恐らく多くの「勉強料」が必要となります。
これから腰を据えてFX相場を一から勉強し、ゆくゆくは自分の分析方法を確立し…
などというステップを考えますと、一体どれくらいの時間と資金がかかるか分りません。
また、非常に残念な事ですが、多くの人はこの途中で諦めてしまいます。
しかし、そうしたステップを踏まなくてもマーケットで投資を始めることができるのが、
システムトレードの最大の魅力ですよね。
我々のお客様には、日々、非常にご多忙な方も多くいらっしゃいますが、
システムトレードこづちの利点は、監視する必要性がほとんどない、という事です。
ですから、現在のライフスタイルと両立していただけるわけです。
ただし、一日一回は、パソコン自体がフリーズしていないかどうかは
確認をしていただきたいと思いますが(笑)。
Yuta : なるほど、パソコンが止まっていたら注文が入りませんからね、重要です(笑)
確かに、近年のFX市場では、専門の投資家よりも、普段、日中はお仕事などで
忙しい投資家層が重みを増してきていると言われます。
そうした方々にも、全てを勉強しろ、という紋切り型のやり方は時代遅れかもしれませんね。
本日はありがとうございました。
S氏 : ありがとうございました。




