ローファーとはモカシン型のスリッポンの総称。種類はさまざまだが、特に甲部に飾りベルトを付けたペニー・ローファーが代表的。ローファーは「のらくらもの」という意味で、簡単に着脱できるところから、靴メーカーの商品名として用いられたものが次第に一般化して、現在ではこの種の靴を総称するようになった。また、別の商品名からきた名称として「ウィージュンズ」とよばれることもあり、これはノルウィージャン・モカシン(ノルウェー式のモカシン)に由来している。
ローデンコートとはアルプスのチロル地方に見られる伝統的な防寒コート。縮充(しゅくじゅう)させたごく厚手で目の詰まった紡毛織物のローデン・クロスでつくられることからこの名がある。アルパイン・ショルダーとかウイング・ショルダー、またローデン・ショルダーなどとよばれる、肩先が日本の裃(かみしも)のように少し浮いた形になった独特の肩のデザインを特徴としている。
ロデオシャツとはロデオはアメリカ西部のカウボーイたちの荒馬乗りなどの公開競技のこと。その際に着られる装飾的なシャツをこうよぶ。不通のウエスタン・シャツとは異なり、ヨークの部分を別布で切り替えたり、派手な刺繍を施すなどのデザインを特徴としている。
ローズクオーツとは和名は紅水晶(べにすいしょう)。クオーツの一種で、一般に透明から半透明であるが、色はピンクからローズレッドが多い。透明なものは極めて稀である。カボション・カットにするとスター効果を示すものがある。
ロザリオとは本来はポルトガル語でローマ教会の数珠(じゅず)や念珠(ねんじゅ)をいう。大小の数珠をつらねて端に小さな十字架を付けたペンダント型のものであるが、ファッション用語では単に十字架の飾りを下げたペンダント(クロス・ペンダント)をこうよぶ。
ろうけつ染とは手工芸な防染(ぼうせん)法の一種で、ろうけち染ともいわれる。ろうを防染剤とするもので、綿や絹などの織物上に、筆または筒を用い、ろうで模様を描いてから染め、染めたあと、ろうを除去して白く抜く。また、ろうを木版につけて型押し(すなわち、ろうの捺染)する方法もある。いずれも、ろうのひび割れでできる細い不規則な線があらわれるのが特徴。