先日パン教室に行った際、
「オウチでお菓子教室開講コース」のＩ先生が
午後からいらっしゃった。

午後からレッスンがあるのかなー、
と思っていたら、
「ちょっと場所お借りします

」
と一人で作業を開始し始めた。

私達を担当してくれていたパンのＵ先生が、
「何作るんですか？」
と聞いたところ、
「Ｈ先生（校長）に頼まれて、バースデーケーキを作るんです

」との事。

Ｕ先生「どんなの作るんですか？」
Ｉ先生「それが、チョッパーなんです」

それを聞いた瞬間、私たちも食いついた

「えー！？そんなん作れるんですか

」
「どんな感じにチョッパーになるんですか

」
「ケーキでチョッパーってどうやるんですか

」

突然生徒から猛烈な質問攻めにあうＩ先生

いつものように爽やかに笑って、
「昨日ネットで画像探してプリントアウトしてきたんで、これ見て作ります。
さすがに胴体は無理なんで、顔と帽子だけですけど。スポンジ焼いて、切り出していく感じで作ります

」
と、授業でも無いのに丁寧に答えてくれた。

私達はその後、午後レッスンが始まったのだが、
もう気になってしょうがない

ちょっと洗い物に行く時とか、
ちょっと器具を取に行くときとか、
Ｉ先生の横を通る度にチラ見

もちろんこっちも作業中（しかも折り込みだった）は、
自分の事に必死だったが、ふと気が緩むと、
「チョッパーどうなってんのかなあ」と黙々と作業するＩ先生の様子を伺う

出来る事なら、「完成チョッパーケーキ」を拝んでから帰りたい！
頑張れＩ先生！！と
自己中な祈りを送りながら

私達のレッスンが終わって、仕上げに入ってるっぽいＩ先生に、
「どんな感じですか？」と遠慮がちに見せて貰ったところ・・・

すっっっごーーい！！立体だ！！(鼻のところ盛り上がってるの分かりますか？)
口が開いてるーーー！！(≧▽≦)

Ｉ先生「ツノはタルト生地で作りました

」

旨そう！このツノ旨そう！！

Ｉ先生「帽子のバッテンはテンパリングしたチョコレート貼り付けます。
目は市販でちょうど良い大きさのチョコレートがあったので、それを使います」

レベル高すぎ・・・。(￣□￣；)
帽子の赤はどうするんですか？
「ベリーのピュレを作ってあるので、それを塗る予定です

」
何だよ、それ絶対旨いしカワイイよーーー

見たかった！完成形を見たかった！！

この状態でも良いから、写メ撮って良いですか？
と許可を取って、バシャバシャ撮影。
自分が作ったパンより夢中で撮影(笑)

Ｉ先生「喜んでもらえたら良いんですけど

」
の発言に、その場にいた人間全員で
「喜ぶに決まってるじゃないですか！！Σ(ﾟдﾟ;)」
これ貰って、
「え？・・・ああ。・・・どうも

」とか
テンション低くいられる方が凄いよ！！

やっぱプロ（Ｉ先生はプロのパティシエ）は違いますな

誰に贈られたのかは知らないが、
絶対思い出に残る素敵なバースデーになったことでしょう

ちなみに、私だったら何作ってもらおうかなー、と考えた時、
真っ先に思いついたのが、

バゲット。
ケーキで。
立体的に。

病んでんな、私

（バゲットクープが開かない病）

Android携帯からの投稿

羨ましすぎるバースデーケーキ