シリーズ~アルバムが出来るまで
code;playork 3rd Album
「Rap-Crew-Got-Key on the 和RLD」
2nd「Jumble Store」のスマッシュヒットを受け、続けざまに作られた3rdアルバム。通称「ラクガキ」。
2ndで当時のやりたい事をある程度表現したメンバーが、より新たな世界感を追い求めて作られた意欲的な作品。
この作品はシャッフルリズムの曲にチャレンジしたり、はたまたタンゴのスケールを用いたりと、今までの1st、2ndとはまた違った要素を取り入れている。
Gtの橋本はこのアルバムの「A&J」を仕上げる為に、タンゴのアルバムを3枚買ってスケールを勉強するという熱の入れよう。
楽曲を仕上げる段階では、さらに一つ一つの構成要素を分解して深堀りし、楽曲を「お決まり通り」に進めない試行錯誤を繰り返したのを覚えている。
そのせいで書き上げた楽曲を演奏するのも大変で、特に弦楽器隊はレコーディングへ向けて個人練習を繰り返したのを覚えている。
プレイヨークのレコーディングは相変わらずのショートスケジュールの為、悲鳴を上げるメンバーも出るくらいにキツかったが、そこはさすがのプレイヨーク。
後半の猛烈な巻きで、追加料金をかける事無く、無事この3rdアルバムを仕上げた。
おかげでこのアルバムは前作同様バラエティに富んだ上で、かつ今までのプレイヨークには無い作風に仕上がっている。
1st、2ndと聞いてこの3rdを聞くと、プレイヨークが表現したかったその野望がより良く分かる。
その楽曲群はこうだ。
1. PLYK
2. dawn of the rise
3. 1080
4. don’t separate a microphone
5. A&J
6. 桜
7. 答ナシ
8. ヲロチ
ストレートなミクスチャーでライブの煽り曲でも活躍している「PLYK」。
非常に難しい奏法でリフを仕上げた、「dawn of the rise」。
スピード感と世界観を共存させた「1080」。
プレイヨーク初のシャッフルリズム取り入れた「don’t separate a microphone」。
タンゴのスケールを用いた「A&J」。
へヴィーなリフとサウンドでファンの多い「桜」。
ギターサウンドエフェクトを駆使し、ダンスサウンドに仕上げた「答ナシ」。
4名のフューチャリングアーティストを招いて収録された「ヲロチ」。
この3rdアルバムは全体を通して、純-payのメッセージ性が非常に強く表れた作品でもある。
プレイヨークの野望が詰まった3rdアルバム。
ぜひこの機会に聞いてみて下さい。
■Rap-Crew-Got-Key on the 和RLD / code;playork
・DOWNLOAD
⇒iTunes
https://itunes.apple.com/…/rap-crew-got-key-on…/id1067646957
⇒amazon
https://www.amazon.co.jp/PLAYORKer-Explicit-Code-Playork/dp/B019BH8IBA/ref=sr_1_1?#
⇒レコチョク
http://recochoku.jp/album/A1003501863/
1. PLYK
2. dawn of the rise
3. 1080
4. don’t separate a microphone
5. A&J
6. 桜
7. 答ナシ
8. ヲロチ
