渡辺 謙 SPECIAL INTERVIEW-01
渡辺 謙 SPECIAL INTERVIEW
「クルマは、ときめくためにある」
01 クルマのあるライフスタイル
クルマの存在
クルマって、ぼくにとっての感覚みたいなもので言うと、
クルマって「馬」だと思ってるんですよ・・僕にとって。
自分の意のままに操れるという感覚と、どれぐらい気持ちよく乗れるか。
だから、やっぱりケアするのも、できるだけ自分の手でしたい。
僕たちの仕事というのは、撮影をする瞬間だけが大事というよりは、
朝起きてから現場に入って、現場を出て、家に戻る瞬間までの全部の時間が、
とても一つの大きな流れみたいになっているんですよね。
その流れをどうつくっていくかって、結構大きいんですよ。
何を聴きながら行くかとか、どの道を通って行くかとか。
そういうことを考えるところから一日の仕事が始まっていくんですよね。
ドライビングをしながら、その日のシーンだとか、その日のセリフだとかを
頭の後ろぐらいで・・やっぱり運転しているときは、運転に集中してますから・・
こう、奥で考えている感じっていうのは、すごく役に立つんですね。
生活の中のノリシロ
撮影の現場ではクルマの中で待機をしたりすることが往々にしてあるので、
やっぱり求めていくものが利便性だったり、
空間性であったりとかが今まで大きかったですね。
でも・・わりと最近
もう一度自分でドライブするというか・・
自分でドライビングするときの走りの良さだとか
そういうことが逆に前よりもこだわるというより、
なんか欲しいなっていう感じがしてきましたね。
若いころは自分が何かに向かっていく時に、
それ以外のものは「いらない!」ってなっていっていたんだと思うんですよね。
それがちょっとした時間的なゆとりなのか、
精神的なゆとりなのか、仕事に対してのゆとりなのかわからないですけど、
いろんなことをちょっとずつ自分でコントロールできるようになってきた。
そうなるとやっぱり、もう一個「ノリシロ」というか・・
生活の中の「ノリシロ」というか、
絶対的に必要なものっていうのではないんだけれども、
それは逆にただ移動すれば、いいじゃないですか。
でもその中にもう一個テイストが欲しくなったんじゃないかな。
もう一個何か違う、こう自分の中を喚起してくれるようなもの。
そういうものが欲しいなと少し思ったのかもしれないですね。
この時代に、求められるクルマとは?
僕らが関わっている映画という仕事でも、
「映画ってこういうものだ」っていうひとつのカテゴリーに、今収まらない。
いろんなスタイルの映画があったり・・いろんな表現の仕方があったり・・
いろんなジェネレーションに向かっている映画があったりするのと一緒で、
クルマも非常にエコに走っているクルマもあれば、
空間を重視しているクルマもあれば、
すごく走りを大事にしているクルマもある。
いろいろなものを、いろいろな世代やいろいろな嗜好に向かって、
「僕たちがチョイスできる」
そういう時代になったんじゃないかという気がするんですよね。
だから一概にクルマってこういうものっていう規定はできない。
本当にそれぞれのライフスタイルや物の考え方、嗜好性とか
そういういうものに、ジャストフィットしていくものを僕らがチョイスできる。
ドライバーにイニシアティブがあるっていうか。
そういうものを欲している人に、
ちゃんとアングルにあったものを提供できる時代になってきたんじゃないかな
と思いますけどね。
九州一周旅行 4/29 part-5
九州一周旅行 4/29 part-4
路面電車が印象的です。
でも、信号がよくわかりません。
あと、線路を横切っての右折、非常に緊張します。
にぃさん「何か、仙台っぽくねェ」
オープン!!
"かきかまめし"って言いにくいんですよね。
リーダーは"かきかまねし"と連呼していました。
いや、いや、それにしても美味かった。
満足 満足
と言っても、ちゃんと見ていたのはリーダーだけ
残り二人は満腹で気持ちよさそうに夢の中
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