「ひぁあ…あ、あァ…はぁ、ん…ッ土方っ・・///」
「大人しくしてろよ・・・、大丈夫だ。」
「ひっ、ああぁ!やっ、だめっ、っ、んああぁー!//////」
これが俺たちの関係・・・セフレってやつだ。
一緒に飲んでいて酔った土方を万事屋につれて帰ったのが始まりだった。
そのときちょうど神楽も新八もいなくて。
最初はそれでよかった。欲を吐き出すための道具だとしても土方とつながりがもてるなら。
でも、この関係が続けば続くほど、辛くなってくるのも事実だった。
土方が好き。
この思いを伝えたらあいつはどんな顔をするだろうか。やっぱり気持ち悪がられるのだろうか。
この関係まで崩れてしまいそうな気がして言うことができなかった。
「じゃ、そろそろ行くわ。」
そういってあいつは立ち上がる。
朝になるとあいつは仕事があるからといってすぐに出て行く。
俺は何も言わずにそれを見送る。少なくとも「いってらっしゃい」なんて言う権利は持っていない。
今日もいつものようにあいつの後姿を見送って・・・いるつもりだった。
「いかないで・・・・」
言うつもりはなかった。口から勝手に零れ落ちた。手で口を塞いだがもう遅かった。土方は驚いたようにこっちを振り返っている。何もかもが手遅れだ。
「そんなこと・・・いうなよ・・・。」
「ごめん・・・。」
もう土方の顔を見ることはできなかった。呆れてるだろうか?ひいているだろうか。
今から訂正することもできなくて。次の言葉を聴くのが怖くて。
「・・・いけなくなるだろーが!」
「え?」
「だから・・てめぇにそんなこと言われたら、仕事に行けなくなるだろーが!!」
予想外の言葉に驚いている俺と耳まで赤くなってるあいつ。
俺たちは、とうの昔に愛し合っていたんだ。
「・・・行ってらっしゃい//」
「あぁ・・・//」
土方が出て行った後の部屋。笑いがとまらない。嬉しくてしかたがない。
愛してる、土方。
へたくそな小説ですが、思いついたので書かせていただきました。
最後まで読んでくれてありがとうございます!!!