坂田銀時 杉田智和 志村新八 阪口大助 神楽 釘宮理恵 定春 高橋美佳子 志村 妙 雪野五月 お登勢 くじら 綾乃(回想時) 榎本温子 キャサリン 杉本ゆう 長谷川泰三 立木文彦 長谷川ハツ 久保さゆり 新八の父 坂口候一 星海坊主 速水 奨 屁怒絽 玄田哲章 よっちゃん 雪野五月 けんちゃん 成田紗矢香 しんちゃん 関山美沙紀

寺門 通 高橋美佳子 お通の父 中村秀利 お通の母 勝生真沙子 軍曹 下山吉光 お通親衛隊 太田哲治 会員NO.49 福原耕平 高屋八兵衛 吉野裕行 舞流独愚総長 浜田賢二 平蔵 松田佑貴 松太郎 太田哲治 寺子屋の子供A 杉山育美 寺子屋の子供B 矢島和葉 暴走族A 川上貴史 暴走族B 逢坂 力 でにいす店長 下山吉光

柳生九兵衛 折笠富美子 東城 歩 遊佐浩二 西野 掴 園部好徳 南戸 粋 緑川 光 北大路 斎 浜田賢二 柳生敏木斎 龍田直樹 柳生奥矩 黒田崇矢 お滝 巴 菁子 女(柳生家) 久保さゆり 女 関山美沙紀

ムーサン 下山吉光 西郷特盛 江川央生 西郷てる彦 青山桐子 アゴ美 酒井敬幸 ワカメ 太田哲治

おりょう 佐藤ゆうこ 花子 植田佳奈 すまいる店長 樫井笙人 菊屋 桜井敏治 黒服1 川野剛稔 黒服2 川上貴史 阿音 岡本麻弥 百音 城 雅子 女 米澤 円 本城狂死郎 私市 淳 八郎 宇垣秀成 ホスト 川野剛稔 母ちゃん 鈴木れい子 高天原の客A 伊東久美子 高天原の客B 三宅華也

近藤 勲 千葉進歩 土方十四郎 中井和哉 沖田総悟 鈴村健一 山崎 退 太田哲治 原田右之助 三宅健太 松平片栗虎 若本規夫 松平栗子 斎藤千和 七兵衛 小尾元政 館長 小室正幸 子供(沖田幼少期?) 岡本奈美

稲山 平野俊隆 真撰組隊士A 川野剛稔 真撰組隊士B 逢坂 力 真撰組隊士C 三宅健太 真撰組隊士D 下山吉光 真撰組隊士E 川上貴史 真撰組隊士F 松本考平 真撰組隊士G 西本理一 真撰組隊士H 仁科洋平 真撰組隊士I 酒井敬幸 真撰組隊士J 小林和矢

桂 小太郎 石田 彰

エリザベス そのへんにいたオッさ ん (アニメを作ってるオッさ ん) 飛脚(桂仲 間) 中尾良平

志士(桂仲 間) 松林大樹

攘夷志士A 小林和矢 攘夷志士B 太田哲治 攘夷志士C 伝坂 勉 髑髏(死体) 川野剛稔

高杉晋助 子安武人 岡田似蔵 青山 穣 来島また子 早水リサ 武市変平太 茶風林 河上万斉(つんぽ) 山崎たくみ 攘夷浪士A 川野剛稔 攘夷浪士B 伝坂 勉 坂本辰馬 三木眞一郎 陸奥 渡辺明乃

そよ姫 広橋 涼 公子 青山桐子 公子の親父 坂口候一 天道衆1 小室正幸 天道衆2 太田哲治 天道衆の刺客A 杉本ゆう 天道衆の刺客B 平野俊隆 天道衆の刺客C 杉田智和

橋田賀兵衛 矢田耕司

橋田勘七郎 木川絵里 子

お房 寺田はる ひ 橋田勘太郎 菅沼久義

橋田屋受付嬢 伊東久美 子 攘夷志士(橋田屋)A 宮島史年 攘夷志士(橋田屋)B 太田哲治

岩慶丸にやられた幕 臣 川上貴史

猿飛あやめ 小林ゆう 服部全蔵 藤原啓治 脇 薫 新井里美 剛 羽多野 渉 修輪 江川央生 松尾 松尾まつお 全蔵の父 西村知道 くノ一カフェ店長 太田哲治

政(さっちゃん仲間) 鈴木達央 勇二(さっちゃん仲間) 下野 紘 根津三屋 鈴木清信 越後屋 堀本 等 早乙女 太田哲治 配下 川上貴史 才蔵 大塚明夫 忍者A 酒井敬幸 忍者B 逢坂 力

タモサン 坂口候一 草野仁義 西脇 保 結野アナ 成田紗矢香 花野アナ 田村ゆかり キャスター 太田哲治 GOEMON 諏訪部順一 ピン子 杉本ゆう ハルエ 菊池いづみ 舞蹴 高階俊嗣 麻理鈴 AKIKO

小次郎っぽい司会者 下山吉光

カメラマン(真撰組24時) 三戸貴史

カメラマン(エイリアン) 下山吉光

ナレーション(真撰組24時 他) 立木文彦

ナレーション(歌舞伎町) 来宮良子

ナレーション(ゴニンジャー) 下山吉光 清掃員(CM) 太田哲治 ナレーター(CM) 宇垣秀成 記者A(マユゾン) 川野剛稔 記者B(マユゾン) 逢坂 力

ハタ皇子 坂口候一 じい 平野俊隆

金貸しの社長 チョー(長島雄 一) 部下 伝坂 勉

戌威大使館の天 人 坂口候一

陀絡 中尾隆聖 陀絡の部下A 太田哲治 陀絡の部下B 酒井敬幸 禽夜 坂口候一 海老名さん うえだゆうじ

蚊みたいな天人 久嶋志帆 岩慶丸 梁田清之 キャッツイアー(エロメス) 鹿野優似 孔雀姫華陀 伊藤美紀 カジノに来てた天 人 阪口大助

酔睡 川津泰彦 痴黒 河野智之

魔破のり子 AKIK O バブルス王女 千葉進歩

平賀源外 青野 武 三郎 羽多野 渉 卵(芙蓉零號機) 南 央美 林 流山 堀 之紀 目黒副主任 斧 アツシ くりんちゃん 倖月美和 伍丸弐號 神谷浩史 機械家家政婦 久嶋志帆 研究員A 園部啓一 研究員B 川上貴史 目付け 太田哲治

十徳の娘 恒松あゆ み 悪の組織のリー ダー 平井啓二

悪の組織の幹部A 逢坂 力 悪の組織の幹部B 太田哲治 角屋のだんな 糸 博

角屋のだんな(回想 時) 三戸貴史

松 京田尚子

松(回想時) 恒松あゆ み 若だんな 川津泰彦 お手伝いさん 宇垣秀成

石田・ピエール・源八左右衛門 梅津秀行 辰巳 日比愛子 め組の頭 辻 親八 子分(め組) 仁科洋平 ウンケイ 志村知幸 カイケイ 勝 杏里 茂吉 仲木隆司 五兵衛 太田哲治 村田鉄矢 大西健晴 村田鉄子 根本圭子 村田仁鉄 鈴木清信

幾松 浅野まゆみ 幾松の義弟 石野竜三 手下 古島清孝 おばちゃんA 杉山育美 おばちゃんB 中西 悠 子エリザベス 関山美沙紀 怪しい店長 宇垣秀成 マユゾン ラサール石井 教習所教官 坂口候一 松子 西川葉月 父親 平野俊隆

綾乃に惚れてたじじ い 島田 敏

若じじい 川野剛稔 医師 河本邦弘 婦長 杉山育美

助手 小谷津央 典 黒田平八郎 仲木隆司 胴元 堀本 等 放火魔 下山吉光

逃げ遅れたおじいさ ん 平野俊隆

落さん 相沢正輝 お軽 神田理江 肝試し係員 大原 崇 肝試しに来た父親 太田哲治

井上組長 郷里大輔 角刈親分 坂口候一 レジのお姉ちゃん 久嶋志帆

少女(海老名さん友 達) 下屋則子

イバラキ(地上げ屋) 小室正幸 野島(地上げ屋) 坂口候一 大西(地上げ屋) 太田哲治 定春を見てた子供 久嶋志帆 海の家のおじさん 宇垣秀成 バカップル男 太田哲治 バカップル女 成田紗矢香 武蔵っぽい人 坂口候一 ふんどし仮面 園部啓一

サンタ 緒方賢一 トナカイのベン 宇垣秀成

飲み屋の親父 斧 アツ シ

月島百合 成田紗矢 香

やさしかったお母さ ん 森 夏姫

虫オタク 後藤 哲 阿国 清水 愛 ばあや姉 巴 菁子 ばあや妹 沢田敏子 岡っ引き 伝坂 勉 野次馬 川野剛稔 往来の人 伝坂 勉 摩理之介 土田 大

道信 中田譲治 道信の子供A 久嶋志帆

道信の子供B 関山美沙 紀

道信の子供C 成田紗矢 香 道信の子供D 川上貴史 煉獄館館長 宇垣秀成 鬼獅子 松本 大 福引のおじさん 太田哲治

女性係員 恒松あゆ み 男性係員 松本考平 艦長 宇垣秀成 シージャック犯人 A 平井啓二

シージャック犯人 B 川上貴史

マムシの蛮蔵 宇垣秀成 太助 川上貴史 黒駒勝男 石塚 堅 勘吉 逢坂 力 泥水次郎長 宮島史年 溝鼠組手下A 逢坂 力 溝鼠組手下B 川野剛稔 溝鼠組手下C 川上貴史 溝鼠組手下D 伝坂 勉 溝鼠組手下E 中西英樹

遠山珍太郎 渡辺 猛 攘夷浪士(廻天党) 逢坂 力 攘夷志士(天狗党)A 下山吉光 攘夷志士(天狗党)B 三戸貴史 神楽に声かけた悪 党 酒井敬幸

八留虎長男 檜山修之 八留虎次男 保村 真

八留虎三男 羽多野 渉

土方に喧嘩売った男1 伝坂 勉

土方に喧嘩売った男2 逢坂 力

斗夢 石原 凡 勧誘員(男) 下山吉光 勧誘員(女) AKIKO 先輩 太田哲治 魂平糖主人 佐藤正治 岩盤娘 斉藤貴美子

餡泥牝堕ウェイトレ ス 久保さゆり

集団下校の子供A 久保さゆり 集団下校の子供B 岡本奈美

ドッグラン参加主婦 杉山育美

九兵衛を苛めてた子 供 久保さゆり

整備員A 下山吉光 整備員B 高橋良吉

大江戸信用金庫 銀行 員 森 夏姫

光栄劇場のおばちゃ ん AKIK O ギャルA 三宅華也 ギャルB 倖月美和 ゴミ収集員 川上貴史 大江戸マート店員 川上貴史 ツキヨミの勘兵衛 広瀬正志 飲み屋の店主 酒井敬幸

加藤健(カトケン) 田中一成 カリヤ 菅原正志 プー 川津泰彦 下元 堀井真吾 獅子村 坂口候一 弥七1 ふくまつ進紗 弥七2 福原耕平 大岡 宇垣秀成 ゴリラ(客) 久嶋志帆

売上盗られたママ 恒松あゆ み

祭りに来てた子供 成田紗矢 香 マドモアゼルS 太田哲治 リューク 阪口大助

パフェ屋ウェイトレ ス 成田紗矢 香 大家族の父親 伝坂 勉

大家族の子供 関山美沙 紀 タコ焼き屋のサブ 太田哲治 ヴァネッサ 本田貴子

空知英秋 空知英秋

捕まった攘夷志士 平井啓二 スナックの女子 成田紗矢香 じゃいじぇん教授 坂口候一

章二(妊婦の夫) 千葉一伸

大西(マダオの元部 下) 太田哲治

警官A 太田哲治 警官B 高橋良吉 警官C 平井啓二

メイド 成田紗矢香 子連れ狼男 飯島 肇 謎の影 樫井笙人 赤い人 杉田智和 雀鬼アカゲ 間島淳司 博徒A 川上貴史 博徒B 太田哲治 博徒C 逢坂 力 青木社長 鈴木琢磨 ウェイトレス 杉山育美



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芹 沢 鴨 せり ざわ かも

1832 (30・ 27)

粛正された豪傑肌の筆頭局長:水戸出身の尊攘激派。神道無念流 免許皆伝。豪傑肌で、創設期に筆頭局長を務めるが、酒宴のあ と、屯所としていた壬生郷士八木邸で就寝中、一派の平山五郎と ともに、近藤一派によって暗殺・排斥される。暗殺は大和屋焼き 討ち等の粗暴行為に業を煮やした会津藩主の内命との説もある。 享年32(34、37)歳。

近 藤 勇 こん どう いさ み

1834

尊王攘夷の志を持った佐幕武装集団首領:局長→総長。天領武州 多摩の豪農出身で佐幕派。天然理心流試衛館道場主。芹沢派排斥 後、新選組の実権を握り、専横を批判されながらも粛正を繰り返 して権力を維持。尊王攘夷の志を持つが、現実路線として隊を幕 府の治安部隊に導く。鳥羽伏見の幕軍敗退により江戸帰還後、甲 州勝沼の戦いで敗走。流山で新政府軍に包囲され投降。謝罪を拒 否し、板橋で刑死。享年35歳。

新 見 錦 しん みに しき

1836

詰め腹を斬らされた芦沢の右腕:局長or副長。水戸出身で尊攘激 派。神道無念流免許皆伝。初期に芹沢・近藤とともに局長、また 山南・土方とともに副長を務めたが、芹沢一派排斥の一環とし て、芹沢暗殺数日前に詰め腹を斬らされるという。初期の幹部・ 田中伊織と同一人物だもといわれている。享年28歳。

山 南 敬 介 さん なん けい すけ

1836 (33)

謎の切腹死を遂げた副長:奥州仙台藩脱藩。小野派一刀流/北辰 一刀流免許皆伝。近藤と勝負をして負け、天然理心流を学ぶため に試衛館道場に入門したという。近藤と共に上洛し、副長を務め るが、近藤・土方との対立を次第に深めた。上洛から2年後、近 藤の下命により、切腹死。介錯は山南を慕っていたと伝わる沖 田。切腹の真相はいまだに謎である。フィクションでは脱走説が ポピュラーだが史料的根拠は薄く、定説ではない。享年30(33) 歳。あっさりした性格の愛敬のある人物だったと伝わる。


土 方 歳 三 ひじ かた とし ぞう

1835

五稜郭で戦死した副長:天領武州多摩の豪農出身で佐幕派。天然 理心流目録。近藤の幼馴染。武士になりたいと願っていた。新選 組では副長を務めるが、局長近藤不在のときも切腹が何度か行わ れたことから、後世、鬼との呼び名がついた(いうまでもない が、近藤のために心を鬼にして修羅になったというのは史料の根 拠なし)。鳥羽伏見後、転戦を続けて函館まで行き、五稜郭政府 陸軍奉行並に選ばれる。五稜郭降伏直前に戦死。享年35歳。小柄 で役者のような美男だったと伝わる。


沖 田 総 司 おき たそ うじ

1842 (44)

暗殺剣に使われた天才剣士:副長助勤/一番隊組長。奥州白河藩 脱藩。天然理心流免許皆伝。少年期に試衛館道場に内弟子として 入門。剣の天才といわれる。新選組においては近藤の腹心・粛正 者として恐れられる。「残酷」との評がある一方で、冗談好きな 明るい性格であったと伝わる不思議な若者。鳥羽伏見の戦い前に 病に倒れて一線を退く。江戸帰還後、潜伏先の植木屋で病死。享 年27(25)歳。

平 山 五 郎 ひら やま ごろ う

1829

暗殺された隻眼剣士:副長助勤。播州姫路出身で、芹沢派。神道 無念流免許皆伝。花火の爆発で左目を失明していたが、左側から 剣で打ち込まれても必ず返したとという。芹沢と共に上洛して、 新選組幹部となるが、近藤一派によって芹沢と共に暗殺される。 享年35歳。

野 口 健 司 のぐ ちけ んじ

1843

芹沢派の最年少幹部:副長助勤。水戸出身で芹沢一派の最年少。 神道無念流目録。芹沢暗殺事件の際には屯所におらず無事だっ た。事件後も隊に残留していたが、芹沢暗殺の約2ヵ月後、屯所 で切腹死する(原田左之助による殺害説あり)。切腹理由は不 明。彼の死により、芹沢派は壊滅した。享年21歳。

永 倉 新 八 なが くら しん ぱち

1839

近藤と一線を画した江戸っ子幹部:副長助勤/二番隊組長。松前 藩脱藩。神道無念流免許皆伝。近藤らと上洛し、新選組幹部とな るが、常に近藤とは一線を画した。池田屋事件後の近藤の専制ぶ りに隊分裂の危機を感じ、原田・斎藤らと近藤批判の上書を会津 藩主松平容保に提出したという。容保の仲介で和解はするが、そ の後も近藤との溝は埋まらず、甲州勝沼敗走後、隊の再建をめ ぐって再び対立。同志を「家来」呼ばわりする近藤とついに袂を 分かったようだ(新選組瓦解)。その後、靖共隊を結成し、旧幕 軍として東北を転戦する。明治以後は新選組慰霊碑を建立し、新 選組時代の手記等を残すなど、新選組の名誉回復につとめた。享 年77歳。江戸前の性格だったと伝わる。

井 上 源 三 郎 いの うえ げん ざぶ ろう

1829

近藤に忠実な同流幹部:副長助勤/六番隊組長。天領武州多摩の 八王子同心の三男。天然理心流免許皆伝。近藤らと共に上洛し、 副長助勤等幹部に名を連ねたが、近藤と同党なので幹部になった だけで「文武共劣等の人」という元隊士証言がある。鳥羽伏見の 戦いで銃弾を受けて死亡。首と刀は共に参戦した甥によってある 寺の門前に埋められたという。享年40歳。

平 間 重 助 ひら ま じゅ うす け

1824

暗殺を逃げのびた芹沢派幹部:副長助勤。水戸出身で芹沢派。神 道無念流目録で芹沢の弟子と伝わる。芹沢と共に上京し、勘定方 を務めた。芹沢と平山が暗殺されたときは別間で就寝しており、 命を拾ったが、すぐに脱走。その後の消息は不明だが、明治以 後、岩手県で農蚕巡回教師を務めていたともいう。

藤 堂 平 助 とう どう へい すけ

1844

信条を貫いた「魁先生」:副長助勤/八番隊組長。江戸出身。北 辰一刀流目録。伊東甲子太郎の門弟。近藤らと上洛し、斎藤と並 んで新選組最年少幹部となる。近藤の「四天王」に数えられ、常 に先陣を斬って闘いに臨むことから「魁先生」とも称されたが、 佐幕傾向を強める隊に危機感を覚え、新選組を本来の尊皇攘夷集 団に戻すため尊皇活動家伊東に加盟を懇願したという。新選組幕 臣取立ての内定を機に、孝明天皇の御陵衛士として伊東らととも に隊を分離。尊皇活動に専念する。しかし、油小路で新選組に暗 殺された伊東の遺骸を引き取りに行き、待ち伏せの新選組に包囲 されて討死(遺骸は残党をおびきよせるおとりとして数日間放置 されたのち、新選組の手によって光縁寺に埋葬される。鳥羽伏見 で新選組敗走後、遺骸は同志の手で戒光寺に改葬)。享年24歳。 藤堂和泉守のご落胤で、美男だったとも伝わる。

原 田 左 之 助 はら だ さの すけ

1840

切腹傷の暴れん坊:副長助勤/十番隊組長。伊予松山藩の中間・ 若党出身。宝蔵院流の槍を使った。谷三十郎(後述)の弟子とも いう。実際の戦闘では槍だけでなく、剣も使った。近藤らととも に上洛し、新選組幹部となる。永倉の近藤批判に同調し、新選組 瓦解後も永倉と行動を共にする。靖共隊結成後、用があって江戸 に戻るが、警戒が厳しくて再合流できず、江戸に留まり彰義隊に 参加。上野戦争の戦傷がもとで死亡。京都時代に所帯をもってお り、妻子懐かしさに戻ったともいう(生き延びて満州で馬賊の頭 領になったという話もある)。享年29歳。きかんきで放胆な美男 だったと伝わる。

斎 藤 一 さい とう はじ め

1844

謎多き最年少幹部:副長助勤/三番隊組長。御家人の次男。剣の 達人という。人を斬って江戸を脱出。京都の道場に身を寄せる が、浪士残留を知り参加したという。すぐに幹部となる。永倉の 近藤批判に同調する。その後は、尊王派の伊東甲子太郎(後述) に接近し、彼が御陵衛士として新選組を分離する際に同行する が、実は間者として潜入していたのだともいう。新選組瓦解後、 甲州勝沼の戦における負傷兵を率いて会津に向かった。その後、 会津新選組の隊長を務める。会津落城間近になり会津を脱出する 土方と対立し、隊士数十名とともに残留。会津降伏後は藩士と共 に斗南に配流され、その後は旧会津藩士として生きる。明治に なって警視局に奉職。西南の役に出征し、薩摩兵と戦った。享年 71歳。


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