今回は「天使のリボルバー」だけです。すみません。


まずはこちら。
あ、そうだ。前回「天使のリボルバー」は2曲と書いたんですが、妙な見落としをしてまして、実は3曲でした。申し訳ない。

La vie en Rose~ラヴィアン・ローズ~」を抜かしておりました。
該当箇所が
 ゲンズブール 雨ドゥダダ びしょ濡れのマリー
なんですが。「雨ドゥダダ」だけだと意味が分からない…というか、「びしょ濡れのマリー」と「ゲンズブール」に共通するものが「雨」と「ドゥダダ」なんでしょうな。


続きまして、「RAIN」です。
もう、タイトルからしてまんま「雨」です。
 Sing in the rain. 雨が君に突き刺さる
と、
 雨に歌えば 雨に歌えば…
がそれぞれ当て嵌まるわけですが、この歌詞自体が「雨」というか、しとどに濡れている状態なので、全ての箇所が該当部分になるかもしれません。
涙がこぼれたりしますしね。あ、そういや、「ななつ やっつ」は「あふれた」ですね。何か意味があるのでしょうか。
そもそも、この曲の「雨」も、物質としての「雨」の他に「残骸」や「Brilliant」「謝肉祭-カーニバル-」と同様に象徴的な意味合いを持っております。
大体、「雨」は突き刺さりませんしね。いや、寒い時の雨は、ある意味においては突き刺すような感じです。実際、寒さと共に痛みも感じますしね。冷た過ぎて痛いっていう。
感想文でも書いてるんですが、「君」に突き刺さる「雨」とは、「君」自身を取り巻く出来事、そして世界中のあらゆる出来事なんだと思っています。
「雨に歌えば」というのは、有名な映画の日本語タイトルでもありますけれど(漢字は「唄」)、実際は「君」に起こるであろう様々な出来事の中でも「君」は生きている…ということなのかなと思います。
「いつか世界は輝くでしょう」という希望を持ちながら、強く生きるという事かと。
ついでと言ってはなんですが、「雨に歌えば」を調べてみました。
雨に唄えば(wikiさま)
『雨に唄えば』(あめにうたえば, 原題Singin' in the Rain)は、アメリカのポピュラーソング及びそれを基にしたミュージカル映画。
アメリカメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社の製作によるミュージカル映画(1952年公開、103分)。
『トップ・ハット』『バンド・ワゴン』『巴里のアメリカ人』などと並ぶミュージカル映画の傑作として知られる。
サイレント映画からトーキー映画に移る時代を描いたコメディあふれるバックステージ(舞台裏)・ミュージカル。
ハリウッドを代表する名作のひとつであり、今なお、色あせることなく輝きを放っている。
特にジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、主題歌を歌いながらタップダンスを踊る場面は、映画史に残る名シーンとされる。
元々はアーサー・フリード(作詞)とナシオ・ハーフ・ブラウン(作曲)のコンビの過去のヒット曲を集めたミュージカルとして企画された。
よって楽曲のほとんどはこの映画のために書かれたものではなく、特にタイトルナンバーはこの映画の前にも後にも度々MGMの映画で使われ、ジュディ・ガーランド等多くのスター達が歌っている。
ドナルド・オコナーの歌う「メイク・エム・ラフ」は新曲だが、コール・ポーターの「ビー・ア・クラウン」のパロディ曲である。
アーサー・フリード作詞、ナシオ・ハーブ・ブラウン(en:Nacio Herb Brown)作曲によるポピュラーソング。
1929年のMGM作品『ハリウッド・レヴュー』で用いられ、「ウクレレ・アイク」ことクリフ・エドワード(en:Cliff Edwards)が歌って以来、スタンダード・ナンバーとなった。
また『ザッツ・エンターテインメント』の冒頭でこの曲が紹介されるなど、作詞者フリードが後にMGMミュージカルの名プロデューサーとして名をはせたこともあり、同社のミュージカル作品を象徴する曲としても知られる。
あの、雨のシーンは有名ですね。
本当は、この「雨に唄えば」の歌詞も載せたかったんですが、ビビりなので無理です。
でも、素敵な歌詞ですよ。


続きまして。
Snow white」です。
 零れ落ちる雨 雪に変わる頃
これは、そのまま描写として書かれてあるんだろうと思います。
ただ、聴き手に情景を思い描かせるにぴったりの描写です。
…どうでもいい話なんですがね。
雨が雪に変わるという歌詞を見ると、どうしても山下た…いやなんでもないですはい。
まじめな話。最初に情景を思い起こさせる描写と書きはしましたが、この曲は、その美しくも儚く悲しいメロディと相まって悲劇のような印象を受けていました。
サビの、
 真っ白な世界 眠れる君の夢か 幻
というのを見ると、なんでしょう。
強引ながら、実は雨が雪に変わるという描写も本来は違った意味なのかなとも思えたりします。