研究と書いたは良いんですが、実際研究とか言うほどのものを書けない私でございます。
この「研究文」なんですが、BUCK-TICKが過去リリースした楽曲の「何か」をテーマにやっていくつもりです。
頓挫しそうです。
今回は、今日は雨が降っていますので、ズバリ「雨」で行こうと思います。
櫻井さんは、雨が大好きです。
では、今までどの曲に、どんな状況で、どんな意味合いで出て来たのか。
そんな事を研究してみましょうね。
さて、今、私の目の前に「Memento mori」以外のCDブックレットがあります。
あ、そういや持ってないシングルもあったんで、統計は無理ですな。
何を持ってないんだったかな?
「Memento mori」、「GALAXY」…あ、シングル殆ど持ってないわ。
やっぱ頓挫した。
いや、でもこのまま行きます。すみません。
私の持っているCD中、初めて「雨」が出て来たのは「SEVENTH HEAVEN」の「DESPERATE GIRL」でございます。
詩を書いた方。
桜井敦司さんです。
降りしきる雨の中 OVER NIGHT
が、該当部分です。
関連するのが、
悲しみ色の空
で、かかる部分が、
声を上げ泣きじゃくる
になる…のかしら?
この曲での「雨」は、「泣きじゃくる」人物を見ている主人公の視覚的状況と、「泣きじゃくる」人物の心理状況二つを表しているのではないでしょうか?
トップに「悲しみ色の~」と来るくらいですから。
次。
「狂った太陽」まで行きました。
詩を書いたのは、櫻井さんですね。
「MACHINE」の
ガラスの雨電飾のビルディング見つめ
の部分。
これは、視覚情報なんですかね。
ビルにガラスは付き物ですから、それらの事を言っているのかな?ビルの装飾として。
それとも、ほんとに雨が降っているんですかね?
続きましては、「darker than darkness」から。
「ZERO」の、
このまま雨になればいいさ
でございます。
詩を書いたのは(ry
「このまま~」の後に続く詩が、
震えた体を撃ち抜く
でございます。
この曲自体が、物凄く救いが無いと言いますか。
自虐まみれの歌ですよね。
体を撃ち抜く位の強い雨になって、自分ごと全部消して欲しいという気持ちなんでしょうか。
気になる所が、サビの部分の
ゼロになるさ 全てが
なんですけど、それがあるから消して欲しいなのかな~と思ったんですがどうでしょう?
「ドレス」のカップリング、「六月の沖縄」から。
君の声聞かせてよ 六月の雨の様に
詩を書いたのは(ry
六月と言えば「梅雨」でございます故、「君の声」をたくさん「聞かせてよ」という事なんでしょうね。
でも、沖縄の六月は…梅雨でしたか?
調べました所、沖縄は梅雨入りが五月で梅雨明けが六月だそうで、もっとも多く降るのは六月初旬なのだそうです。
この曲には色々書きたい事があるんですが、今回のテーマは「雨」ですのでまたの機会に。
さくさく行きましょう。
「Six/Nine」から「楽園(祈り 希い)」です。
優しい父も母も 燃えた大地黒い雨
詩を…はい。櫻井さんです。
まず、この曲が「遠い地で起こる戦争と、それを平和な場所から見ている俺」というテーマ(?)がありまして。
「黒い雨」といえば、ずいぶん古い映画ですが「黒い雨」という作品がありました。
この「黒い雨」は、原子爆弾が投下された後に降った「黒い雨」の影響により被爆した人の話を描いています。
現時点で、戦争中に黒い雨が降ったという記録があるのは原子爆弾が投下された時だけだったと思います。
この曲における「黒い雨」は、「燃えた大地」とセットで戦争の傷跡を表しています。
「Six/Nine」の「デタラメ野郎」から。
友達が欲しいたった一人だけ 雨が大好きで夜が大好きな
詩を書いたのが櫻井さんだからというわけでは無いのですが、そのまま「俺」の趣味嗜好の合う友達の条件ですね。
転じて、自分を理解してくれる人が欲しいって事…なのかしら?
そして。
みんな真実を濁らせていた 闇はどこにある濁りのない闇
それこそが俺だ場所を間違えた 雨が大好きで夜が大好きさ
実はですね。今頃になって気付いたんですけどね。
「デタラメ野郎」の一曲前が、「相変わらずの『アレ』のカタマリがのさばる反吐の底の吹きだまり」です。
この二曲って、同じ事…というか、同じベクトルで歌詞が書かれたのかしらと。
話がそれますんで別の機会に。
長くなった。
今日はここまでにしますね。
次がですね。「SANE」の「I'm singing in the rain」なんですよね。
あの英語。訳さないとダメかしら…。