■しびれるほど仕事を楽しむ女たち ― ウーマン・オブ・ザ・イヤー
2000年から始まった日経WOMANのウーマンオブザイヤー。
残念ながらこの雑誌は、コンビニでパラパラめくったぐらい。
それとなくこの賞(企画)の存在は知っていましたが。。。
色々な部門ごとに毎年10名ほど選出されて、表彰されるようです。
過去の一覧表があって、見てみると、業界も立場も様々。
良く拾ったなぁーと思うような方もいますが、どういう業界でも
名が轟くのでしょうね。
瞬間的な「仕事の場」という意味では男性も女性も関係ないと思いますが、
もっと長いスパンで考えたときに、女性には少なからずハードルがありますね。
同じことを考え、同じ風に感じている集団よりも、
多種多様な人が集まる集団の方が力強いと思います。
そういう意味で、会社の経営に近いところに女性がいた方が
バランスが良いのではないかと思います。(当然、ケースバイケースですが)
良く、女性は感情面が強い、という一般論がありますが、
男性でもどうでも良いことをウダウダ気にする人は少なからずいますし、
精神的に打たれ弱い場合もあるかと。(要は、大枠では違いはさほど無い)
この本の中ではバリエーションに富んだ24名の方のストーリーが紹介されています。
普段接することのない業種の方が多く、個人的には目新しい。
有名な松永真理さんの言葉を引用(抜粋)させてください。
「目の前の仕事に集中して、プロとしての筋肉を付けておく。
そうすれば、別の場所でも通用します。
どこかに面白い仕事がないかと探すのではなく、
目の前の仕事を面白くする方法を探すことの方が重要。」
私はまだ社会人になって、10年弱。
大活躍されている先輩の金言が身に沁みます。
読みやすさ:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆