テレビでも放映されていましたが、ワールド・プレミアム・ボクシングを観戦しに、横浜アリーナまで。


軽い気持ちで行ってみたら、面白いマッチばかり!


タイトルマッチの前に幾つか試合があったのですが、見所が多かった。


佐藤幸治 × 李朱永

アマ13冠王、デビュー2連勝の佐藤。上手いボクシングというよりも完全に圧迫して強烈パンチをお見舞いしてノックアウトさせていました。


粟生隆寛 × 文在春

西の亀田、東の粟生と言われる選手で、「高校3冠(国体、選抜大会、インターハイ)」を2年連続で達成したとのこと。3歳から父親に指導を受け始めたらしいですが、筋金入りですね。魅せるボクシング、という感じでした。


エドウィン バレロ × 阪東ヒーロー

デビューから15戦15勝15KOでしかも全て1ラウンドKOという記録保持者。16戦目の今日は、相手が1ラウンド持ったら100万円、バレロを倒したら更に100万円が賞金として提供されるとのこと。なかなか試合相手が決まらないというのが、納得できる圧倒的な強さで今回も1ラウンドKOを決めました。パンチが圧倒的に速くて重いのが素人目でも分かりました。どこまで行くのか楽しみです。


新井田豊 × エリベルト ゲホン

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ。ミニマム級は、一番下の級 ですね。登場してビックリしたのは、身長。157cmで世界王者なんですね。相手は169cmだったのでリーチの差が歴然。試合内容は、正直にいってイマイチでした。ほとんど打ち合いが無いような。結局10ラウンドで相手が目の上に傷を負って途中終了で、判定勝。

http://sports.nikkei.co.jp/news.cfm?i=2005092505841n0


長谷川穂積 × ヘラルド マルチネス

WBC世界バンタム級タイトルマッチ。タイの名王者ウィラポンを破って王者になって初の防衛戦。判定勝ちだったとのことで、個人的にやや不安を覚えていましたが、試合内容は素晴らしい出来!いいペースでパンチを決め、何度もダウンを奪う。会場はその都度、大盛り上がり。今日は奥さんとの結婚記念日だったそうで、記念の勝利になりましたね。

http://sports.nikkei.co.jp/news.cfm?i=2005092506102n0

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sp/00040516sp200510261300.shtml


と、私なりに所感を書いてみましたが、全くのボクシング初心者なのでその点はご容赦ください。

別にファンでも何でもなかったのですが、やっぱり真剣勝負を目の前で見ると、心を奪われますね。


会場の横浜アリーナは、大体65%ぐらいの入りだったでしょうか。こんな好カード揃いのイベントだったら、確実に満員になってもおかしくないと思うのですが。。。