▲かつての土浦城は堀に囲まれた城の姿が水に浮かぶ亀に見えたことから、別名『亀城』と呼ばれていました。その跡地、『亀城公園』も桜の名所です。
▲お堀と桜。
▲東櫓と桜。東櫓は展示館として公開されています。
開館時間は9:00~16:30まで。休館日は月曜です。入館料105円。
▲『土浦城 西櫓
由来
本建造物は、十七世紀初頭元和六・七年頃城主西尾氏の時代に本丸土塁上に東西の櫓が建立されたとされ、西櫓はその一方の櫓である。
土浦城は、その後土屋氏の居城として明治の廃藩置県に至るまで、幕藩政治における土浦の中心、象徴として存在していた。
土浦城内の建造物は、明治以降、本丸館を始め、多くの建物が火災や移築、取り壊しにより失われ、昭和・戦後に至り、本丸には、太鼓櫓、霞門、西櫓を残すのみとなった。
そして、この西櫓も老朽化と昭和二十四年のキテイ台風により、小破し、昭和二十五年に復元を前提として解体された。
その復元元を見ず今日に至り土塁上には礎石のみが残され、僅かに往時をしのばせるに過ぎなかったものを、市民の浄財をもとに復元したものである。
平成四年七月
土浦市教育委員会』
▲公園内の桜。