日野宿本陣ーお雛様を愛でる会③ー | 徒然探訪録

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歳三さんのお姉さん、のぶさんと新選組のスポンサーでもあった旦那さんの彦五郎さんが生活していたとされている納戸・仏間も、可愛らしいお雛様が溢れています。


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納戸には見事な七段飾りが!!


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『つるし雛

 吊るされているお飾りに込められた意味や願いなどの一部をご紹介します。
 
・俵ねずみ:大黒天の使いであるネズミは、金運・霊力があるといわれており、子宝に恵まれ、働き者になるようにとの願いを込めて。俵は五穀豊穣の意。

・ほおずき:婦人病の薬効があるため、安産など女性のお守りとされている。

・花:花のようにかわいらしくと願って。

・はまぐり:二枚貝は貞節の象徴。

・ふくろう:「福」や「不苦労」をかけている。

・さる:厄が「去る」とかけて。

・枕:寝る子は育つの言い伝えから。

・お手玉:遊び道具。

・亀と鶴:言わずと知れた長寿の象徴。

・鳩:神の使いともいわれる。鳩はむせないともいわれ、お乳を飲む赤ちゃんにあわせている。

・羽子板:厄を「とばす」とかけて。女の子の遊び道具。

・蝶:三三九度の男蝶女蝶の縁起物。花のように、きれいにかわいらしくの意味。

・すずめ:五穀豊穣をあらわし、食に恵まれるように。

・草鞋:足が丈夫になるように願って。

・太鼓:縁起物として。

・唐辛子:虫除けの効果があることから、娘に虫がつかねいように、厄除けの意味も。
(日野宿本陣の説明書き)』


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帯を使った装飾も素敵でした。


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今年の干支にちなんだ『蛇』も帯を使ってこんなに素敵に表現されています。


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『お雛様を愛でる会』の会員の方たちが一針一針丁寧に作られた温かみのある可愛らしいお雛様は、本陣を訪れた方達の心を和ませ、沢山の笑顔と春を運んでいました。