10月くらいから
どうも膝が痛い。
日常生活には
何も支障は無いのだが、
しゃがんだ時に痛みが走る。
(ああ、オレも遂に膝に来たか・・・)
まあ、
年齢の事を考えると
普通にあるあるでもある。
(痛風ではない)
そんなある日、
友人のヘアカットをしている時のこと。
「今、まあまあな贅沢してるんですよ」
何かと思えば、
パーソナルトレーナーの元に
通っていると言う。
確かに
今時、一万円(月謝)もあれば
ジムに通えるのだから、
1回8000円(60分)は
贅沢かも知れない。
ただ、
「パーソナル」
と言う言葉に惹かれ、
とりあえず一回行ってみる事に。
今日がその初回。
自分の身体で気になるのは
1、膝の痛み
2、巻き肩
3、猫背(姿勢の悪さ)
4、コンパートメント症候群(脛)
セッション開始。
最初の30分、
身体のあちこちを触る?感じで
時が過ぎて行く。
時折、
ぐぐっと押す事はあるが、
マッサージの様に気持ちいい訳ではなく
かと言って不快でもない。
途中、
先生がひとこと。
「膝は何ともないですね」
「・・・え?」
そんな筈は無い。
このベッドに横になる前まで
確かに痛かったのだ。
膝があれだけ痛いのだから
何かあって然るべきだろう。
「ここに来るまでは痛かったんですが・・・」
「でも、膝は何ともないですよ。たた・・・」
「ただ?」
「身体のバランスは崩れてますね」
「はい?」
確かに自分は姿勢が悪い。
これをバランスが崩れている
と言うのなら、
そうなのだろう。
ベッドの後は、
「じゃ、まず歩いて見て下さい」
先生は
既に何かが分かった様だった。
軽い運動をした後、
「じゃ、スクワットやってみましょう」
いやいや、
膝が痛くて来てるんだから、
スクワットは無理でしょう。
「あの、膝を深く曲げると痛いので
スクワットは無理かと・・・」
「今、膝曲げてみてどうですか?」
(え・・・ここに来るまで痛かったんだから
痛いに決まってるけど・・・)
とりあえずトライ。
(スクワットならギリセーフかな・・・
でも、深く曲げると・・・??・・・あれ?)
何回も屈伸を繰り返してみる。
(あれ?・・・痛く・・ない・・・???)
「どうですか?」
「え・・いや・・あの・・・痛くないです・・・」
いやいやおかしいですって。
ここ二ヶ月以上、
毎日痛かったんだから。
さっきの30分は
特にこれと言った事は
していない。
しかも、
膝なんて一度も触ってない。
しかし、
何度しゃがんでも痛みはない。
「あの・・何で痛くないんですか?」
「膝は何ともないからですよ」
先生にっこり。
このブログ、
実は2023年5月に書いている。
この後、
パーソナルトレーナー、
そして
理学療法士の凄さを
目の当たりにする事になる。
先生も自分もバスケ経験者だったので、
セッション用にバスケシューズを買う。
本当は普通のがベストなのだが、先生いわく
「ヤマグチさんは、その方がテンション上がっていいでしょう」
性格まで見抜かれていた。