ごちゃごちゃしゃべるの面倒なので、とっとと予想します。
まずは展開予想。
普段の位置取りやペースから出走馬をA~Dで区分け。
A=逃げ先行
B=中団(前寄り)
C=中団(後寄り)
D=追い込み
とすると、今レースは
A=ケイアイエレガント、レッツゴードンキ、レッドアリオン、カレンブラックヒル
B=イスラボニータ、アルビアーノ、リアルインパクト、ロゴタイプ、クラリティスカイ
C=ヴァンセンヌ、サトノアラジン、フィエロ、トーセンスターダム、ダノンシャーク
D=ダイワマッジョーレ、アルマワイオリ、レッドリヴェール、モーリス
といった感じになると予想。
注目はA,Bが多く、先行集団がひしめき合う展開となりそう。
おそらくRPCI50~48くらいになるだろう(ミドルペース)。
さらに、多少馬場が痛んできてタイムがかかるようになってきた。
そこら辺を加味すると、今回は走破タイム1分32秒前半、上りは34秒中盤付近とみる。
過去の同レースで近い形になりそうなのは、2013年と2007年。
そこを参考にすると、Aグループではミドルペースで上り34秒前半で粘れる馬。
B、Cグループではミドルペースで上り34秒1~33秒後半で来れる馬、さらに言えば道中外を回らせられない位置取りが必須。
Dグループでは33秒前半の脚が使える馬、ということになる。
そして、過去の傾向からもA,Dグループの馬は評価を下げていきたい。特に今回はB,Cグループに強豪が多いため普段以上にA,Dはきつい。
しかし、逆に言えばAグループの警戒はないに等しい状況なので、粘れる馬がいたら積極的に抑えたい。
以上の点から各グループごとに狙い馬を見極めていくと、以下のようになる。
A=ケイアイエレガント
B=イスラボニータ、アルビアーノ
C=ヴァンセンヌ、サトノアラジン、フィエロ、ダノンシャーク
D=モーリス
この際、各馬の調子も考えて反映しているが、個人の目で見て判断できる部分では元々ないということから、基本は調子はフラットで何かしらの要因があれば一段下げるか上げるかするといった感じ。
じゃあ、まずAグループから説明していくと、単純に粘れる脚をもっているのがケイアイエレガントだけだったということ。
ヴィクトリアマイルのペースは参考外だが、安田記念でもしっかりと粘って掲示板を確保。
最内枠の利を活かせれば・・・だが、言ってしまえば府中でフィエロに負けた馬が京都で勝てるとも思えないという考えもある。あくまで穴候補。
穴ケイアイエレガント
次にBグループ。自分はここから頭になる馬が来る可能性が高いと思っている。
3,4番枠辺りで5~7番手くらいで進められる馬が展開的にも一番勝ちやすいのは間違いない。
そして、ぴったりの馬が一頭いる。
☆イスラボニータ
しかし、この馬も不安要素を上げればきりがない。前走までとはペースが全く違うし、久々の右回り、初の京都etc・・・
だが、それでも力が一枚抜けているのは間違いなく、展開的にも枠的にも更に言えば騎手もすべてが「勝て」と言っている。
力が抜けているであろう馬に、ここまでの条件が揃ったら不安要素など無視していいのではないか?
ちなみにこれは個人の感情だが、自分が生まれて初めて見た・買った重賞はイスラボニータが勝った共同通信杯だった。あの時の目の前でゴールを走り抜けたイスラボニータに対する感動は一生忘れない。
あの感動をもう一度。
んで、Bグループからはもう一頭アルビアーノが残る。
この馬も枠が良ければ展開も向く。さらに前哨戦で勝利している。不安要素は相手関係の強化と、斤量増。
だが、あの馬格なら斤量増は気にしなくてよさそうだし、相手との力関係だって走ってみなければわからない。ならば、この枠で前走の走りをしさえすれば好走必死のこの馬は押さえておきたい。
▲アルビアーノ
残りのリアルインパクト、ロゴタイプ、クラリティスカイは、Bグループの中ではAグループ寄りな3頭なので、展開としては向きにくいうえに外枠。
過去の傾向からも、常に外を回り先行する馬には厳しいのは読める。実力的にもリアルインパクトとクラリティスカイは数枚足りないし、ロゴタイプもきつい印象。
それだけ、枠次第で変わる実力差とも言えるが。
次はCグループ。ここは切ったのはトーセンスターダムのみ。
穴候補として結構買われているトーセンスターダムだが、毎日王冠で5着した京都専用馬。
狙うならここ!という感じだろうが、正直上位陣との実力差はあると思う。
前走も、全く強くない相手にタイム差なしの接戦。千切って勝てばいいというものでもないが、ここまでの戦績からもここで好走できる脚があるかの判断は難しく、穴として狙うよりも切る方がいいと判断。
あとは残りの馬の印付けだが、展開的には4頭とも似たり寄ったりだろう。前目に付けた馬の後ろに付けるという点において差はあまり出ないと思う。
逆に言えば、スムーズに前を向ける外寄りの馬の方が、10番手前後からまとめて差し切る可能性は高い。
ヴァンセンヌは、内が詰まれば終了、外に回せばロス分で終了。さらに前走は敗因が距離としても前々走が負けすぎ。京都マイルが得意じゃない川田への乗り替わりも不安要素だが、一発は秘めているので△まで。
△ヴァンセンヌ
そして、今回一番頭を悩ませているのがサトノアラジン。
この馬・・・強いのかな?強いんだよね、たぶん。
5走前の武庫川Sから5連対中。ちなみに、自分が競馬場に行ったのは3回なんですがそのうち2回で走っているという縁。どちらも軽視して外しましたがね!
そろそろ、この強くないんじゃない感が本物だと証明されてもいい時期なんじゃないかな・・・
言ってしまえば、G3すら勝てない馬。言ってしまえばG1馬を追い詰める馬。
どちらに重きを置くかは人それぞれ。俺は期待値は低いと感じるので×評価で。
×サトノアラジン
次はフィエロとダノンシャークという去年の連対馬。
はっきり言って、フィエロは強い。中団に付ければ展開は向くし、条件はドンピシャ。ローテもここを見据えて前走からデムーロがしっかり乗ってきた。
位置取りが後ろ過ぎなければ、馬券圏内を取りこぼす可能性はかなり低いと感じる。
軸不動だろう。
◎フィエロ
ダノンシャークは、今一番妙味がある馬。この人気ははっきり言っておかしい。岩田の不調もあるかもしれないが、重賞では常に存在感を発揮する男。去年より枠には恵まれなかったが、スムーズに行ければ圏内は十分ある。岩田が外枠得意なのも好材料。
○ダノンシャーク
最後にDグループからは、モーリスのみ。
Dグループはほぼ枠が関係なく、どちらかというと外枠が有利。
そして安田記念の勝ち馬だが・・・いかんせん、ここまでの流れが悪い。
始動戦もすっ飛ばして急にぶっつけになったし、堀厩舎はダメダメだし、ムーアと相性悪いし、前に行っても後ろからでも展開は向かない最悪な枠だし。
ここで好走する理由がない、とまで言える。
でも、マイル路線では横綱クラスだろうし、買わないという選択もしづらい。
まあ、このオッズなら切っても全然いいと思うが。
てわけで、注評価かな。俺は切る。
注モーリス
まとめると↓
☆イスラボニータ
◎フィエロ
○ダノンシャーク
▲アルビアーノ
△ヴァンセンヌ
×サトノアラジン
穴ケイアイエレガント
(注モーリス)
買い目は、
☆→◎⇔○▲△×穴の3連単10点
◎=○▲☆=○▲☆△×穴の3連複12点
○=▲△×穴ワイド4点
それぞれ印・オッズに応じて金額は変える。
3連単 各100円
◎=○▲=△穴 各100円
◎=☆=穴 100円
◎=○▲×=○▲× 各200円
◎=☆=△ 300円
◎=☆=▲ 400円
◎=☆=× 600円
◎=☆=○ 700円
○=▲△ 各200円
○=穴 100円
○=× 400円
合計5,000円
人によってはワイドを削ったりしてもいいと思う。
当たったらいいなぁ。