ある9月の連休中。(「シルバー・ウィーク」と呼ばれているらしいですね。どうもしっくりこないネーミングです)


『ご無沙汰しています、Tです。明日なんですけど、高校生の練習ありますか?

連休中、仕事が休みでプレーしに行きたいのですが・・・。』


以前お世話になっていたクラブの卒業生からの電話でした。


「おー、久しぶり。元気そうだね。

なんて素晴らしいタイミング☆ 明日河川敷で練習があるんだけど、ぜひ来てよ!」


『あんまり動いていないので(良いプレーが出来るかは)不安ですけど、行きます!』


「ありがとう、楽しみにしているよ!」



翌日、Tくんは以前よりもさらにオトナの雰囲気で来てくれました。


実はこれまでに2度ほどINACの練習に参加してくれています。


この日も、動けないとは言いながら、ポゼッションゲームの中でしっかりと見知らぬメンバーに要求し、そして自身も出来る限りのプレーを表現してくれました。


最後の紅白戦、予定よりも長い長い試合時間となりました。


なぜかと言えば、Tくんが創ってくれた、少しピリッと引き締まる空間だったから、です。



練習後、夕闇迫るリバーサイドでゆったりと話をしました。


『あのYくん、以前よりもしっかりとしたプレーをするようになりましたね』


そんなに接点のない選手の変化を、ほんの少しの関わりの中で、こんなふうに観察してくれていました。



縁のない(なかった)人の、でも確実に何かの縁のような時間。



人生や時間は、わたしが観えていない中で、きっと地続きなのでしょうね。


どこかで、何かがつながっているのでしょうね。



Tくん、ありがとう。


きっと、キミの人生は、豊かだ☆



INAC多摩川のOBではないけれど、現役高校生にとって、サッカープレーヤー、人生の先輩であることに変わりはない。


ということは、わたしからみてキミは、サッカープレーヤー、人生の後輩ということか。


かっこいい背中を見せたいな・・・。


また、来てください☆




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