5月20日、水曜日。


日頃お借りしている学校が、行事の関係で、グラウンド利用不可のため、大田スクールのキッズたちは、リバーサイドのグラウンドに集結しました。



「あっ、これはいいな。 これは、ありだな」。


わたしが、リバーサイドグラウンドに到着した時の率直な印象です。



すでに早くから来ていたキッズたち数名がグラウンドを走り回ったり、ボールを力いっぱい蹴っていたり。


木陰では引率して来られたご父母の方々が、芝の上にシートを広げ、くつろいでいたり。



とても、心地の良い風と、夕暮れの穏やかな光りと、そして動き回るキッズたちと、のんびりのご父母の方々。


心地の良い風景でした。



もしかしたら、車がたくさん通る道路や、動き回るには少し狭いであろうグラウンドでの日常の中で、ただただ自由な空間が広がるリバーサイドでのサッカーは、貴重な時間になるかもしれません。


もちろん、引率の問題もあるでしょうし、その他交通の問題もあるかもしれませんが、通年ではなくてもこの時間帯の、このリバーサイドグラウンドを利用する価値はあるのではないでしょうか。



さて、スクール前。


数名の選手と戯れていると、ある選手がこんなことを言いました。


「コーチ、このボールを高く蹴って」。


「うん、いいよ。いくぞっ」。


日頃よりも、力いっぱい蹴り上げてみました。



空高く、舞い上がったボール。


それを観て、「すげー。 やべー」とそのボールを目で追うキッズくん。


落ちてきたボールを拾い、「もう一回、蹴って」とアピールするキッズくん。


それを観ていたキッズ軍団も、いつの間にかわたしの周辺に寄って来て、「次は、おれのボールを蹴って」のアピール合戦。



いくつものボールを、蹴り上げては、それを見上げるその場の全員。


もしかしたら、数年・数十年後、こんな風景をふと思い出したりするのでしょうか。



リバーサイドの風や夕暮れの景色。


夢中でボールを蹴り上げるサッカー小僧たち。



そんな瞬間を、いつかどこかで見かけたり思い出した時に、ふとこの日の情景を懐かしんだりするのでしょうか。


何かに悩んだり、何かに苦しんでいる時だったりしたら、(この日の情景が)ふと心が軽くなるようなイメージであれば、とても嬉しいですね。




『5月20日、リバーサイド夕暮れの天気予報をお知らせします。


 全般に晴れるでしょう。 


 警報・注意報は出ていません。


 ただし、時々サッカーボールが降るかもしれません。 念のため、ご注意ください☆』



時々見上げる空は、とても蒼くて、とても広い空でした。




文責:310