「えっ、もうゲームですか?」
「えっ、やりたくないの?」
「やりたいです!」
「じゃあ、いいじゃん。やろうよ」
先週の土曜日の、U13メンバーとのやりとりです。
U13トレーニングのこの日、Fコーチは所用で不参加。
ということでわたしが担当することとなりました。
ウォーミングアップは、このメンバーのデイリーワーク的なドリブルから。
10分ほど行なった後、「自分に対するパス」というイメージのリフティング。
10分ほど行なった後、ふたり組みが協力するサッカーテニス。
ここまでで25分。
「よし、給水して。そのまま紅白戦やるよ☆」
で、冒頭のやりとりがここから。
チームを2チーム分けて、整列。
「このグラウンドの広さの中で8人対8人のゲームをやるわけだけど、どんなことが起きると思う?」
「ボールに集まっちゃうと思う」
「なるほど。攻撃側(ボール保持側)はそれでいいと思う?」
「だめ」
「なんで?」
「ごちゃごちゃして終わっちゃうから」
「どうする?」
「スペースを創る」
「創ればいい?」
「スペースを創って、それを使う」
「なるほど。じゃあ、このゲームでそれだけは意識して取り組もう」
「守備側はこの広さだと、どんなことが出来る? 守備がやり易いかやり難いか?」
「やり易い!」
「なんで?」
「狭いからボールにどんどん行ける」
「さすが。じゃあ、ボール保持者に近い選手からガンガン獲りに行こう。それだけはしっかりと続けること」
そんなやりとりからゲーム開始。
実は広いとはいえないコートの中で8人対8人なので、ごちゃごちゃしてドタバタして進むかと思っていたのですが、予想以上にゲームとして成り立っていました。
ボール保持側がしっかりとボールを扱おうとすることと、スペースを使おうとする意識が高かったことも要因でしょうね。
守備側もしっかりとボール保持者に圧力をかけ続けていたので、試合としての要素はしっかりと保っていました。
途中、給水や選手が自発的に話していた試合での取り組みを確認するくらいのミーティングをはさみ、終了時間までひたすら紅白戦。
疲労も出てくる中でプレーの質や運動量が落ちる選手もいましたが、集中力は保ったまま終了。
終了後。
「今日さ、何分間ゲームをやったと思う?」
「・・・・・?、25分くらい?」
「えぇー? アップは何分やった?」
「25分くらい」
「でしょ。残りの時間は何をやった?」
「ゲーム」
「でしょ。だから75分だよ」
「そんなにやったの?」
というわけで、この日の紅白戦はトータル75分でした☆