

「別離」
こんな結末を
迎えるとは。
後悔噬臍(こうかいぜいせい):
後悔したところで、取り返しがつかないこと。「噬臍」はへそをかむこと。口はへそまで届かないことから、不可能なこと、どうしようもないことの意味。
注:
年始ムードが続いていても、平日が迫ると、緊張感が戻ってくるものである。とはいえ、気持ちばかりで、行動はついてこないのが実情だ。そんな早朝、ご近所さんから呼び立てられて出てみると、「良く懐いていた野良ネコが死んでいる」との情報が。あわてて現場に向かってみると、ふくふくした風貌は見る影もなく、薄く横たわっている。どんなに悔やんでも、悔やみきれず、喪失感は増すばかり。失ってからその大切さに気付とは、愚かにも程がある。ましてや野良ネコの身になると、痛々しいことこの上ない。現実の瑣末な躊躇は、取り越し苦労でしかないのにな、どうして飼うのを躊躇したんだろう、…という、年始早々のペットロス。