

「みんな短命」
抜け殻、
亡き骸。
命は槿花の露の如し (いのちはきんかのつゆのごとし):
命は、朝顔の花におりた露のように、はかないものということ。「槿花」朝顔の花。朝開いて夕方にしぼむことから、はかない物事のたとえだある。
注:
朝顔の蕾が付き始めると、是非とも美しいところを見たくなるものである。そうして注目するものがあれば、他の植木のお手入れや、玄関先をほうきで掃いたりも、するものだ。「茶色の固まりが落ちているけど何だろう?」と見たところ、セミの亡き骸(なきがら)×2だ。この間、抜け殻を見つけたばかりだと思っていたが、時の過ぎるのは早いものである。自分の命も、実は同じなんだよね。明日は早起きして、朝顔の開花を拝みたいな、…という、お盆前に感じる、夏ならではの情緒。