

「異物混入」
ああっ、
せっかくの品がっ…。
草履履き際で仕損じる(ぞうりばきぎわでしそんじる):
最後の最後に失敗して、今ままでの成功をだめにしてしまうこと。完成間際のところで失敗することのたとえ。仕事を無事に終えて、帰ろうとして草履を履くときに失敗する意味から。
注:
缶詰や乾物などの“市販の保存食品”だけでなく、梅干しや梅酒などの“家庭で作る保存食品”もいろいろあるものである。また、市販品に比べて、手作りには愛着が湧き、数ヶ月~数年ほど寝かせて熟成を待つこともあるものだ。そうして15年余も忘れ去られていた“保存食品”がキッチンの奥から見つかった。色はすっかり変色し、見た目は何かわからない。とりあえず開けよう!とフタを外そうとしたところ、フタはバリバリと砕け散り、食品に混ざり込んでしまった。これでは食べるに食べられない。“保存食品”を作るには、素材の良し悪しだけでなく、容器や保存状態も大事なようである。ああ、それにしても残念無念、まぼろしの一品。