

「ブルー・マウンテン」
お値打ちでも、
高級感あるよね。
人間到る処青山あり(にんげんいたるところせいざんあり):
世の中は広く、死んで骨を埋める場所ぐらいどこにでもあるのだから、大望を成し遂げるためにならどこにでも行って、大いに活躍するべきであるということ。「人間」は、人の住む世界・世の中という意味で、「じんかん」とも読む。「青山」は、死んで骨を埋める地・墓地のこと。
注:
生産量や輸入量が少なくて、入手困難なため、価格も高ければ、プレミア感も高い品物はあるものだ。ところが長い年月を経るうち、生産量も増せば、規制緩和も進み、気が付くと身近な品物になっていることがある。珈琲専門店でなければお目にかかれなかった“ブルー・マウンテン”。いまや、使い捨てドリップやインスタントにまでなり、到る処で売られているようだ。どこでもあるようになっただけあって、ネット通販でもお値打ち価格である。人間だけでなく珈琲も“到る処に青山(ブルー・マウンテン)あり”だな、…という、珈琲好きならではの、しょ~もない駄洒落。