

「1円玉」
ときどき、落ちてるけど、
気持ち悪くて拾えない。
道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず):
たとえ道端に金品が落ちていても拾う者はないの意で、世の中が太平に治まり、国民が満ち足りた生活を送っていることを言う。
注:
思いがけないところで、小銭を拾ってしまうことは、あるにはあっても頻繁ではないものだ。近所の生け垣あたりに、なぜか1円玉があるのを見てはいたのだが、それが今や数枚に及んでいる。1円とはいえお金ではあるが、何か“願掛け”や“呪い”のような気がして、手にできない。今日もそのまま放置されているが、その理由は天下泰平というより、気持ち悪いからであろう、という推測。