

「稲川淳二」
これだよ、これ。
やっと夏が来たな~、って感じだね。
物には時節:
何事にも、それをするのに適した時機というものがあり、それを外して行っても上手くはいかないということ。
注:
季節の風物、といえば、自然にまつわるものや、食に関するものが多いものだ。そうした中、夏の風物として欠かせないのは「怪談」である。日本古来の怪談では“一龍斎貞水”が抜きんでているが、現代的な怪談の語りべとしては“稲川淳二”であろう。恐い話のストーリーは似たり寄ったりでも、テラーのテクニックで聴き入ってしまうものである。今年の新作が楽しみだ、という期待。