「SPY×FAMILY 」24話の感想です。
アニメ第一期もいよいよ大詰めですね。
そして先日、ビッグニュースが!
2023年「SPY×FAMILY 」劇場映画化です!!
原作者・遠藤達哉先生による完全新作だそうです。
「名探偵コナン」と同じスタイルですね。
映画ならではの、迫力あるアクションシーンを期待しています。
可愛いアーニャが大画面で見れるのは幸せ。
すごい楽しみ
さて、今回は、 母役と妻役 / ともだちとかいもの の2本です。
どちらも、テーマとしては「親睦を深める」というところでしょうか。
いろんな意味で、かわいいロイドさんや、ヨルさん、アーニャが見られます。
母役と妻役
フィオナ・フロストという人物の登場で、ヨルさんは「ロイド・フォージャーの妻」をお役御免になるのではと思い込んでいました。
フィオナちゃんとロイドさんの関係を、完全に誤解してしまっているんですよね。
まあ、「契約結婚」という特殊なつながりとか、掃除以外の家事が全般的に苦手というのが、彼女的に追い目になっているから、ロイドさんとフィオナちゃんが付き合っているとか思いこんでも仕方ないかなと。
実際フィオナちゃんは妻役狙って、対抗意識を隠そうとしていませんでしたから。
道ばたで会ったご近所さんに「捨てられてしまうんでしょうか」と呟いてしまうあたり、かなり重症。
夜帷との関係を誤解され、しかも浮気しているという噂まで立てられている事実に、黄昏は早急に誤解を解くべく行動開始。
アーニャのシッターをフランキーに頼み、ヨルさんを行きつけのバーに誘います。
大人な雰囲気でゆっくり会話しようとしたんですが。
こんな場所に連れてこられたという事は、改まった話があるという事。
ついに契約解消と思い込んだヨルさんは、彼の幸せのためにも自分から身を引こうと決断。
先にそのことを伝えようとします。
だけど、いざ言葉にしようとすると声が出てこない。
ので、酒の力を借りようと出されたカクテルに続いて、ロイドさんのウイスキーボトルを一気飲み。
こんな飲み方して、よく胃や食道がただれないなあ。
当然、ヨルさんは酩酊状態。
本音を漏らします。
その内容を聞いたロイドさんは、ヨルさんは自分に恋愛感情を抱いていると判断し、黄昏としてハニートラップを仕掛ける作戦に。
彼女の手を握り、甘い声で愛を語るロイドさんにヨルさんのドキンコメーターはぐんぐん上がっていき…ついに振り切れた瞬間。
ロイドさんの顎に、見事なアッパーパンチ。
宙を飛ぶロイドさん。
そのままダウンかと思いきや、さすがトップエージェント。
くるりと宙返りで見事な着地。
お店にいた他のお客さんから、思わず拍手が出ます。
しかし彼女のパンチの威力は絶大で、お目めクルクル状態。
こんな状態でも、彼の頭の中ででは物凄いスピードで思考が駆け巡ります。
実はヨルさんもスパイだったんではないかと疑ったり。
惜しい、暗殺者です。
ヨルさんの前では、調子がくるってしまうと意識を失います。
このあたりのロイドさんが何とも言えず可愛いんですよ。
気が付いた時には公園のベンチの上で、ヨルさんに膝枕。
彼女が、歌っていたのは子供の頃母親に歌ってもらった子守唄。
子供の頃のロイドさん、超かわいい。
子供の頃のことを思い出したロイドさんは、戦時下でも母親の側では安心していられた、アーニャも彼女の側で安心しているから、ヨルさんはアーニャの母親役として適任で、変える意思はさらさらないと伝えるのでした。
ずっと弟のユーリの面倒を見てきたことが、誰にも負けないヨルさんのスキルで、フィオナちゃんに育児のスキルはないと言い切るロイドさんが素敵。
安心したヨルさんと連れて、アーニャの待つアパートへ戻ります。
なかなか戻ってこない両親を心配するアーニャが可愛い。
フランキーが「父ちゃんと母ちゃんのこと好きか」と聞いた時、「すき」と即答したね。
どんな邪魔が入ろうと、この3人はもう立派に家族です。
物語のオチが、ロイドさんの顎にできた、でっかいタンコブというのが笑える。
ついでに、一夜明けたらヨルさん全部覚えてなくて、一から説明し直したそう。
ロイドさん、どんまい。
ともだちとかいもの
アーニャとベッキーが一緒にデパートでお買い物というお話。
ただし、超お金持ちなベッキーお嬢様とのお買い物ですからスケールが違います。
デパートを丸1日借り切るって、とてつもないなあ。
イーデン校では、懇親会の日が近づいてきました。
インペリアルスカラーになって、デズモンドとロイドを接触させたいアーニャですが、ステラを8個集めるのは到底無理と諦め、「トモダチ作戦」に移行したいのですが、これもいばらの道。
物陰からそっとダミアンを見つめるアーニャに、彼と仲良くなるきっかけを探しているんだと勘違いしているベッキーは、私に任せなさいと、アーニャをお買い物に誘います。
黒塗りのリムジンで、アーニャをお迎えに来るお嬢様。(笑)
その目的はロイド様だったけれど、応対に出たのはヨルさんでしたね。
ロイドさんは、ブラックベル家のお嬢様とのお買い物なんだからと、帯封の付いた札束をアーニャに渡します。
全く最近の子供ときたら…とは、ベッキーのお世話係(ばあやかな)マーサの談。
ベッキーが丸ごと借り切ったデパート、なんとなくハロッズぽい。
さっそくダミアンを篭絡するために、アーニャが魅力的に見えるコーディネートを探します。
ザ・アーニャコレクションの開始。
うーん♡どれもカワイイ。
でも、なかなか決まらなくて、だんだん変な方向へ。
おしゃれしても、学校では制服だから意味がないのではというアーニャに、学期末にある寮ごとのパーティなら、先生の許可が下りれば私服OKなんだとか。
狙いはそこか。
そこでベッキーは、もし保護者同伴のパーティーならロイド様に直接会うチャンスと、今度は自分が着る服を探し始めます、
ベッキーのレクションの開幕!
色々着てみたけれど決められないので、全部買ってしまうというのが、さすがお嬢様。
アーニャはといえば、初めてのデパートで着せ替え人形にされて、もうお買い物満腹状態
真っ白に燃え尽きてしまっている彼女に、買い物はつまらなかったのかとベッキーは心配します。
でも、アーニャの回答は、「楽しい」。
アーニャ史上初めての「ともだとかいもの」にワクワクしていたのです。
アーニャの様子にパーっと表情が明るくなるベッキーが可愛い。
権威ある親に「ブラックベル家の人間として」としつけられてきたベッキーは、幼稚園時代にお友達は作れなかったご様子。
思ったことをポンポン口に出してしまう、慇懃な態度ではまあ仕方ないかなと。
結局アーニャは、デパートのマスコットである羊さんのキーホルダーを買う事に。
ちゃんとベッキーのも買ってプレゼントしてあげるなんて、お姉さんだよね。
ベッキーと初めてのお買い物の記念ですって。
一流のものしか身に付けてはいけないと親に言われていたベッキーは、プレゼントを受け取るのをためらいます。
が、マーサの助言で受け取れました。
まあ、この時の態度が見事なツンデレ。
買い物終えて、疲れて眠る2人を見るマーサの表情は、とても穏やか。
ベッキーのことを心配ていた彼女が、良い友達に出会えたお嬢様に良かったですねと、心から思うほのぼのとしたシーンでした。
因みにこのキーホルダー、1個10万円ほどだとか。
セレブ御用達、あなどれん。
翌日登校したアーニャとベッキーの通学カバンには、おそろいのキーホルダーが。
嬉しそうに笑うアーニャに、頬を染めるダミアンなのでした。
少年の初恋って、かわいいよね。