「SPY×FAMILY」 19話の感想感想です。

今回は、イーデン校が舞台の2本。

デズモンドへの復讐計画/母、風になる です。

 

 

デズモンドへの復讐計画

前回登場した「東雲」の雇い主が判明します。

彼を雇ったのは、同じクラスのジョージ・グルーマン。

 

父と秘書の会話を立ち聞きしてしまったジョージ。

彼のの父親が経営するグルーマン製薬が、デズモンドグループのせいで倒産すると、考えます。

何とか倒産を阻止したいのと、デズモンドへの恨みから、デミトリアスとダミアン兄弟を退学させて、そのどさくさで倒産を無かったことにしたかったのだとか。

 

あからさまにデズモンド兄弟への嫉妬だけだと思いますがね。

お小遣い3か月分でスパイを雇うという発想が、セレブすぎて笑える。

いくらお金持ちとはいえ、小学1年生のお小遣いでは東雲レベルが関の山だったんでしょう。

黄昏とかち合わなかったら、うまくいっていたのにね。爆  笑

 

ダミアンは、中間試験でステラをとったことから、クラスの人気者に。

それを冷ややかに見るのはベッキー。

アーニャは、クラスの女子が提案する、「ダミアンのおうちでの勉強会」に参加したいようです。(とにかく、オペレーション梟を成功させたいという思いから)

 

人気者のダミアンに対し、会社が倒産したら一文無しになって退学しなくてはいけないのだと思い込んでいるジョージは、少しでも恨みを晴らしたいと、タバコの吸殻を使ってダミアンを陥れようとします。

 

ダミアンに殴り飛ばされたような演技をするジョージ。

周りには勝手に倒れたにしか見えないけれど、先生をだますのには良いシチュエーション。

イーデンに入学できるだけあって策士だね。

 

しかし、この作戦は、アーニャによって阻止されます。

「こいつが勝手に転んだだけ」と言い切るアーニャの、すべてを見透かしたような目にビビる教師。

入学早々にステラを獲得したことを思い出し、こいつに関わるのは良くないと退散。

アーニャはダミアンに「お前に退学になられては困る」と、黄昏を見習ったようなセリフを言います。

 

アーニャはダミアンのことが好きなんだと誤解しているベッキーは大盛り上がり。

顔真っ赤にしてるダミアンが可愛い。

 

どうしてこんなことをしたのか問い詰められ、ジョージは事情を話しますが、ダミアンへの嫉妬や羨望を全く隠そうとしないところが、子供らしいといえば子供らしい。

家柄いいから成績もよくて、ステラがとれたようなことを言うジョージに、「ダミアン様は努力してステラをとったんだ」「家柄は関係ない」と言い返すユーインとエミール。

ただの取り巻きじゃないね。

この2人はきっと、生涯にわたってダミアンの信頼できる側近で、親友になるよ。

 

自分の不幸な境遇を嘆くジョージに、さすがのダミアンもちょっと気が引けて、ジュースをおごるから元気出せと慰めます。

それをいいことにジュースだけじゃなく、食堂の最高級キャビア丼をたかるジョージ。

いい性格してるなあ。びっくり

 

さらに一度でいいから胸にステラをつけてみたかったと言い出し、ダミアンのステラをつけてはしゃぐ始末。

 

次々と要求をエスカレートさせるジョージに、さすがにエミールが「調子に乗るな」と怒ります。

するとジョージは、お得意の不幸アピール。

「来月ぐらいには、きっと一文無しになって、人身売買でウエスタリスに売られたりしちゃうんだ。」

とてつもなくネガティブな想像力!

そんな彼の肩に手を置き、アーニャは優しく語りかけます。

「大丈夫。西は安心の国」

アーニャは知ってるものね。

父もその上司もいい奴だって。

自信満々で微笑む彼女に、慰めてくれているのかと涙を流すジョージ。

 

それをきっかけに、クラスの皆にも優しい空気が。

最後に、クラスの皆と一緒に合唱がしたかったというジョージ。

ベッキーがハミングをはじめ、それに合わせてダミアンがリズムを刻みます。

気が付けば、クラス全員輪になって歌いだすのでした。

 

うーん。美しい光景だね。笑い泣き

 

下校するジョージに、クラス全員が自分のお気に入りの道具や本をプレゼント。

手を振って見送るのでした。

でも、なんでアーニャは落ちていた葉っぱなの?

 

これだけ盛り上がったけれど、実はグルーマン製薬は倒産ではなくデズモンドグループへ吸収合併されるだけだったのです。

父親が社長でなくなってしまうのと「グルーマン製薬」の名前がなくなってしまう事を、ジョージにどう説明したものかと悩んでいたのだそう。

 

翌日、いつものように登校したジョージは、同級生の冷たい視線にさらされるのでした。

 

ジョージって思いこみの激しい性悪みたいだね。

 

アーニャは、要所要所でgoodjobでした。

 

 

母、風になる

 

タイトル観た時、運動会ネタなのかと思った。

保護者競技で、ヨルさんが全力疾走して皆を驚かすのかと。(笑)

 

全力疾走は間違いないけれど、アーニャの忘れ物を届けるためでしたね。

 

寝過ごして、大慌てで朝食を食べるアーニャ。

ロイドは淡々と、遅刻や忘れ物もトニトの対象になるから、気をつけろと注意します。

 

何とか通学バスに間に合ったアーニャを見送り、ロイドは仕事へ。

ヨルさんは半休をとって、午後からの出勤なのだとか。

 

後片付けをしていたヨルさんは、アーニャの部屋をのぞいて、学習机の上に置かれている袋に気が付きます。

中を見ると体操着。

忘れ物だと思った彼女は、アーニャに届けようと外に飛び出しますが…

 

電車とバス、どっちが早く着くの?と悩んでしまいます。

 

そして、アパートのベランダから落ちてきた植木鉢を蹴り上げて元に戻したのをきっかけに、建物を駆けあがって屋根の上に。

 

屋根の上を走って、学校へと急ぎます。

うん。確かにこのルートが最速だ。

 

学校へ着いたものの、忘れ物がバレるといけないので、こっそり渡さなくてはと、アーニャの居場所を探ることに。

窓にへばりついて教室をのぞく姿は、まさにホラー。

物凄い身体能力。

 

そこまでして必死にアーニャを探す彼女を、学校の屋根の上で見守る人物が。

ご存じ、WISのトップエージェント・黄昏です。

 

職場に行くふりをして、ここにいたそう。

 

ジョージの事件の時はいなかったね。

別の任務があったのかな。

 

なんだかんだで、教室移動中のアーニャに遭遇して、忘れ物を渡すことができました。

でも、今日は体育の授業がない日だから置いていったんだって。

 

とぼとぼ帰るヨルさんに、後ろから声をかけたのはロイド。

時間割も把握していないなんて、母親失格と落ち込む彼女を、このままだとオペレーション梟に差し障ると、ランチに誘うロイドなのでした。

そんな言い訳考えなくてもいいのね。

 

パワフルで可愛いヨルさんが一杯見れました。爆  笑