「SPY×FAMILY 」18話感想です。
今週は何かとバタバタしていて、やっと書くことができます。
今回も2本立て。
家庭教師の叔父/<東雲>です。
とはいえ、この2本続き物で、前半と後半でタイトル付けたという感じ、
もしかして、原作のタイトルそのままなのかな。(コミックスは1巻しか読んでません)
前回、ダミアン少年がすごく意識していた、定期試験のお話です。
ていうか、小学生でも中間試験とか期末試験があるのね。
1年生の試験は4教科。
学年1位と2位にはステラ、赤点以下の成績だとトニトが与えられます。
クラス全員その事に声を上げる中、アーニャは余裕の笑み。
超能力使ってカンニングする気満々。
まともにテスト受けたら、赤点ちゃんだものね。
先生に補習を言い渡されるアーニャに、彼女そっくりのニヤリ顔で91点の答案を見せびらかすダミアン。
変顔上手だね。
すっかり日が落ちてしまってから帰宅するアーニャは、空を見て重大なことに気が付きます。
世界を救ったスーパー超能力者アーニャ。
そんなアーニャにも弱点がある。
研究者たちが呼ぶ「エクリプス」。
新月の日には、超能力が使えなくなるんだそうです。
試験当日の2週間後は、まさに新月。
カンニングでいい成績をとる作戦が使えない!
ロイドに勉強を見てもらいますが、「ちち、心の声一杯過ぎて勉強に集中できない」
その能力オンオフできればよかったのにね。
そこでヨルさんが、弟のユーリにアーニャの家庭教師を頼んだら快く引き受けてくれたとのこと。
電話したら、ユーリくん喜色満面で飛びこんできたよ。
秘密警察のユーリ対策で、夫婦セットでのお出迎えの黄昏。
途端に不機嫌になるユーリ。
姉さんを奪った憎きロイドの連れ子であるアーニャにも、憎らし気な視線を向けます。
叔父の心の中をのぞいたアーニャは、「姉さん」ことで一杯なので胸やけ。
でも、父と叔父の間に起きている言外の攻防戦にはワクワク。
ユーリは、姉の呼び出しについ飛んできてしまったものの、アーニャの家庭教師は不本意。
わざと難しい問題を出しますが、アーニャはユーリの心の声を読んで全問正解します。
勉強しなくてもいいのでは?と驚愕するユーリに慌てるアーニャ。
まじめに取り組みますが、間違ってばかり。
ちょっとイライラしてきたユーリに、ヨルの「頼りにしてます」笑顔爆弾投下。
ユーリの中で「姉への愛」がはじけます。
その様子を見て、アーニャも追撃。
「アーニャがんばるます。インペリアルスッカラーになって、偉い人になって、ははに、おいしいもの食べさせたいと思ってるます。」
この一言で、ユーリのアーニャ対する評価が爆あがり!
真剣に指導を始めるのでした。
とはいえ、勉強嫌いなアーニャは、なかなか理解できません。
「勉強が好きな奴は変態」という彼女に、ユーリはなぜ勉強を頑張ったのか語りだします。
全部、「姉さんのため」なんだよね。
ここまで重度のシスコン見るの初めてかも。
ユーリ「結果、外交官という道を選んだが、培った力は今でも生かされている。昔の偉い奴は言った“知は力”だ」
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンの言葉ですね。☚ググりました。
ユーリの言葉はアーニャにも届いたもようですが。。。。。
「チワワぢから」?
勉強したら、薬も作れるし、ロケットも作れるし、世界征服だって…⁉
盛り上がった2人は、目前の試験ではなく、その先の未来を見据えた勉強を開始。
一生懸命に勉強したけれど、そもそもを理解していないアーニャにキレるユーリ。
こんなことしていられない、自分ももっと勉強なくてはと、フォージャー家を飛び出していきます。
でも、ヨルさんの手作りお菓子の言葉に取って返してきて、完食。
扉の向こうでは、ユーリの苦悶に満ちたうめき声が響きます。
そして、こぼれたお菓子のかけらを食べたボンドも、床に倒れてヒクヒク。
相変わらず、殺人的な手料理。
アーニャは、あの爆弾を見つけた日に、時計が読めたり爆弾を解除することができていたら、ちちの手助けができたかもと、自分の部屋で自習を始めます。
ユーリの家庭教師も、無駄じゃなかった。
でも、教えていたのは外国語。
中間試験の範囲じゃありませんでした。チャンチャン。
そして迎えた2週間後の中間試験。
「チワワぢから」で余裕の笑みのアーニャ。
初めての試験に取り組みます。
試験終了後、イーデン校の屋上に人影が。
WISのトップエージェント黄昏です。
オペレーション<梟>成功のため、生徒たちの答案が保管されている北棟へと潜入を試みます。
目的は、アーニャの答案を改ざんする事。
学校関係者に疑念を抱かせないように細心の注意を払わねば…と考えていると、目の前に、いかにも怪しげな人物が。
とある企業に雇われたスパイ<東雲>。
因みにCVは中村悠一さんです。贅沢なキャスティングだなあ。
東雲(しののめ)というコードネームは、西のスパイ黄昏に対抗しうる期待の星として、自ら付けたのだとか。
そして、今回が初任務。
無駄な動き多すぎだけど、巡回のガードマンを超絶的な身体能力で回避。
ポールダンス?いやいや・・・
何ででんぐり返しで移動するの?
目的は、どうやら黄昏と同じ。
下手に手出しできないので様子を見ていると、コソ泥以下の雑な侵入の仕方するし、侵入者のくせに堂々と廊下歩くし・・・
廊下の胸像倒して警備員に見とがめられて、教員のふりするけど、IDの提示を求められてオタオタ。
思わず助け舟を出す、黄昏なのでした。
せっかく助けてやったというのに、肝心の保管室のロックキー番号を間違える彼に、黄昏もあきれ返るばかり。
東雲の背後からの攻撃をまともに受けたのは、想定内?
室内に入っても、てこずる東雲。
何とか任務完了できましたが、本人は簡単にこなしたつもりのようです。
そして、この活躍を内外に広く知ってもらいたい様子。
でも、スパイという現実にそれが無理であることを思い知ると、改ざんした答案用紙に「エージェント東雲」とサインを入れようとします。
黄昏「おーい!スパイが率先して痕跡残すな!!」
うんうん。思わずツッコミ入れたくなっちゃうよね。
教師のふりして、命乞いする黄昏に、どんどん口外しろと言い、高笑いと共にでんぐり返しで東雲退場。
東雲が改ざんしていたのは、デズモンド兄弟のもの。
黄昏は、デズモンドの政敵かライバル企業の差し金だろうと推測しますが、子供をイーデン校から退学させることが打撃になるのか?
うーん。でも、この学校のトップ=未来のトップだから、ありえるのか?
さて、肝心なアーニャの答案は…
成績発表の日。
ダミアンは歴史で学年2位!
クラス担任であるヘンダーソン先生の教科で、この成績はお見事。
努力型の秀才だね。
一方アーニャの順位は213位。
でも、アーニャは笑顔です。
だって赤点は取らず、トニトを免れたんですもの。
とはいえ、褒められた成績ではないためロイドは厳しく言いますが、心の中ではアーニャの努力を認めていて、それを知ったアーニャはそっと微笑むのでした。
ただでハイレベルな授業内容を、当該年齢でもないのに30点台とれるなんて、本当に頑張ったよね。
さて次回は…ダミアンが大変なことになりそうな予感。