スパイファミリー16話の感想です。
今回は、「ヨル'sキッチン」と「情報屋の恋愛大作戦」の2本立て。
普段と違うヨルさんとフランキーの顔が見れて楽しい回でした。
ヨル'sキッチン
夜8時を過ぎても帰宅しないヨルさん。
公務員だから帰宅時間が早いんですよね。
いつもなら食後の歓談中くらいなのに・・・
ご飯食べずに待っているなんて、ロイドさん偉い。
食事を家族そろって食べるというのは、忙しい現代の家族では、なかなかできないですよね。
あまり詮索はしない主義だけど…と思いつつ心配するところは、だいぶ家族らしくなってきたのでは?
心配しているところにヨルさんがやっと帰ってきました。
でもその表情は暗く、手の指にはたくさんの絆創膏が。
ボンドは、ヨルさんが泣いている姿を予知します。
何だか不安な予感。
終業後、とある店に立ち寄ったヨルさんは、一軒の家の前に。
足元にしたたり落ちるのは、血っ!?
実は同僚のカミラ嬢に料理を教わっていたのです。
カミラって、なんかいつもヨルさんに絡んでくる、嫌な女と思っていたんだけど、、、
実は料理上手なことが判明。
彼女の恋人、ドミニクさんの口添えで実現しました。
しかも、ユーリにも声をかけるという、手回しの良さ。
それにしても、ヨルさんの料理の腕前は、カミラ嬢もお手上げの壊滅さ。
手料理でも人を殺せそう。
そんな、料理を「おいしい、おいしい」と言いながら食べるユーリに、ドミニクさんも思わず「よく成長した」と感涙。
カミラ嬢は、兄弟二人だけで生活していたから、こんな味覚音痴になったんだと納得。
でも、少しでも料理の腕を上げたいというヨルさんの必死の表情に、お母さんが作ってくれた料理の再現を提案します。
ヨルさんたちのお母さんの得意料理は「南部シチュー」。
必死に作るヨルさんを、最近変わったと評するカミラ嬢。
ロボットのようだったヨルさんが、表情が増えて人間らしくなってきたのは、とてもいいことですね。
カミラ嬢は、言葉はきついけれど、ちゃんと他人のことを見て考えられる、善良な人物でした。
それを、ちゃんと見抜いてフォローしているドミニクさんて、めっちゃイイ男じゃないですか。
帰宅したヨルさんに、夕飯は自分が作ると言われて、驚くアーニャとロイド。
アーニャは最後の晩餐と、嘆きながらシチューを口にします。
が、そのおいしさに、沈んでいた表情が、ぱあっと明るくなります。
おいしそうに食事をする2人に、ヨルさん思わず顔を覆って泣き出すのでした。
ボンドが予知したのは、この光景か。
ハッピーエンドと思いきや、続いて出されたヨルさんのオリジナル料理に、倒れる2人。
アーメン。
情報屋の恋愛大作戦
情報屋といえば、フランキー。
いつもニヒルを気取っている彼が、シガークラブの店員さんに恋をした。
彼女のフルネームや家族構成や好みなどなど、あらゆるデーターを収集するも、その先どうしたらいいのか分からず、WISのトップエージェント黄昏に協力要請します。
その報酬は、新型の小型録音機の制作。
彼が調べ上げた情報の多さに、ドン引きする黄昏。
そのデータをもとに、デートでの会話のフローチャートを作成します。
が、その会話パターンは何万通り。
エージェントって、これ全部暗記できるの?
ハンパないなあ。
もちろんフランキーにそんな真似できません。
普遍的に通用する万能なシナリオを要求しますが、そんなものがあったら情報部も苦労しないと一蹴。
地道に、会話特訓をすることに。
それにしても、喫茶店の片隅で男2人でボソボソとこんな会話をしているとわ(笑)
会話特訓で、フランキーの思い人モニカ嬢に変装してあげる黄昏は、なんだかんだで優しいよね。
さて、フランキーが迎えた決戦の日は、フォージャー家にとっては家族でお出かけの日。
アスレチックに向かう模様。
その途中、一人で歩くフランキーに会います。
ちょっと心配げなロイドに、うまくいったが彼女の都合が悪くなったので、一人で映画観ることにするというフランキー。
が、彼の心の声はアーニャーには丸聞こえなので、涙目で慰められます。
昼間からバーで管をまくフランキー。
そんな彼に、最高級ウイスキーのロックが提供されます。
それは、彼の隣に座る人物から。
その人物とはロイド=黄昏。
アーニャとのお出かけはヨルさん任せ、傷心のフランキーを慰める黄昏。
なんだかんだで、イイ男です。
今回は、ヨルさんとフランキーの一途な姿と、ドミニクさんとロイド=黄昏という2人のイイ男に胸キュンでした。