あんじぇ( / / / )パン( ゚∀゚)ノ♪ -4ページ目

あんじぇ( / / / )パン( ゚∀゚)ノ♪

ゆっくり、こっそり、何かをしてます☆

コッペパンは、小倉&マーガリン派です!

コメダ珈琲は、モーニング(小倉)1択↗↗

肉まんより、あんパンです!

創作モノのライトノベルです♪(聖闘士星矢のちょっと壊れた感じなのがお好きな方はどうぞ)

 

「転生モノ」って沢山ありますよね?

実は、「転生モノ」のお話し作るのって、すっごい簡単です☆

主人公が、イロイロあって→異性界に行く!後は、結末だけ考えておけばOKです☆

 

 

 

 

転生したらカシオスだった★

 

第1話「嘆きの壁の動画見てたら、涙が出た」

 

 

主人公の名は、オジマさん。


オジマさんは、仕事先から車で移動中だった。

移動中に、「聖闘士星矢ハーデス編」を、シレっと流し見をしていた。

最初は、ラジオ感覚で聞く程度であった。

しかし、大好きな動画・・・



聞き覚えのある台詞が聞こえてきました。



〜〜ワタシの役目は、終わったと言ったハズだ!!


「・・・・・・・っ!!」


運転中と解っていても、ついつい見ちゃう・・・。

 



〜〜今ジュデッカには、最強の黄金(ゴールド)の12人が結集した!!


/なにっ!?/


コレで勝利は、完璧なモノとなる!!


このカノン!!過去の悪事も全て清算して、

何の憂いも無い!!



さぁ、一緒にギャラクシアンエクスプロージョンを浴びてもらうぞ!!

ラダマンティス!!

/辞めろォォォ!!/
/カノンッッ/
共に受けようぞ
砕かれていく星々のチカラを



ギャラクシアン
   エクスプロージョン!!



アテナを·····



······兄さん




「やっべぇ、、、カノン、クロス脱いだわ・・・あ、、、もぉ、嘆きの壁だもんな・・・」

 

「なんだよ、こいつら・・・12人全員キラキラ輝いて・・・」

 

「オイ・・・(涙)ちょっと待て、、カノンの送った黄金聖衣が、、、、サガの魂と・・・ぁぁ、やっぱり、サガと、カノンは切っても切れない・・・・」

 

 

 



 この暗黒の世界に

一条の光明を!!




キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ


ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ


ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ

 

 

ドガァァァ🩸

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ーーん?どいう事??


ーーえっ?オレ、車ぶつけられたの??

 




 ピーポー ピーポー 





ピーポー ピーポー





ピーポー········



ーー救急車の音が、、、段々小さくなってきた、、、


ーーいや、、、ほとんど聞こえねぇ

 


ーー女房も、子供も、、、めっちゃ泣いてるじゃねぇか??



 

ーーえっ、コレ、マジなの??

 



 

 

「・・・オス!カシオス!!アンタ起きな!!」

 


ーーん?なんだ?


ーーオレの女房、こんなハスキーな声だっけ?

 

オジマさんは、目を開けた。

 

目の前には、プロレスラーみたいな、紫の縁取りがある仮面をつけた女性が、オジマさんを両手で上半身をゆするように起こしにかかっていた。

 

「えっ?」


ーーウチの女房じゃねぇな・・・この仮面の緑の髪の女性は、、、シャイナさん?

 

ーーなんで、シャイナさん??オレ、確か車で移動中に、別の車に当てられて・・・救急車で運ばれて・・・

 

ーーもしかして、これ・・・転生したってやつか?

オジマさんは、にわかに信じがたい現実を冷静に解釈しようとした。

 

「シャイナさん?・・・えっ?あの、、、ここは?」


「あっ?何寝ぼけているんだい?アタシの家だろ?」

 仄かに香る香水の香りを、フワっと香らせながら、シャイナは窓を開けた。


窓を開けると、朝日が差し込んできた。


「えっ・・・シャイナさんの家?」

ーーなんだ?オレは、もしや、シャイナさんと同居している・・・星矢あたりに転生したってのか?

 

オジマさんは、水瓶の中の水面に映る自分の顔を覗き込んだ・・・

 

「カシオス!!!ハッハッハッハッハッハ(喜」


「オレ、転生したら星矢じゃなくて、カシオスってオチか?ハハハハハハ(喜」

 

水面に映っているのは、イカツイわらじのような顔に白髪のモヒカン。自身の身体にはヨロイの様な筋肉を身に着けている。

 

オジマさんは、聖闘士星矢の中で「カシオス」に深い愛を持っていたので、歓喜の笑い声をあげた。

 

「アンタ!何笑っているんだい!そろそろ試合の時間だよ!走りな!!」

シャイナは、オジマさん怒鳴り声をあげると、サササササっとニンジャの様な身のこなしで走り出した。

 

「あっ、シャイナさん!!」

オジマさんは、シャイナの速さに、カシオスの肉体でついていけるか疑問はあったが、そうも言ってられない。

急いで追いつかないと、1人取り残されてしまう。

オジマさんは、全力で腕を振って走った。

 

サササササササササ・・・・

 

ーーあれ?カシオス?案外足、速くねぇ?カシオスって、上半身にゴツイ身体の割に、足腰は上半身程肉がついている訳では無い。足腰に無駄な肉がついていな為か、素早く動く駆ける事が出来るのか?

 

上半身の身体の重さが、徐々に速度に勢いをつけているのか?いつの間にか、シャイナを抜いていた。

 

「あっ、シャイナさん・・・後ろに??」

 

「カシオス!!アンタ、アタシより前を走るんじゃないよ!!」

 

 


 

第2話 「天馬座の聖衣をかけて」


大好きな聖闘士星矢の動画を観ながら運転したという、小さなミスで命を落としてしまったオジマさん。

気がづくと、ギリシャの聖域の雑兵「カシオス」として転生していた。

今日は、カシオスにとって運命を握る闘いの日だった。

 

「お前達は今日まで、各々の闘いで勝ち抜いてきた・・・1024人いる戦士たちの中で残ったのは、お前達2人のみ。」

「さぁ、戦え!2人共。勝者には栄誉ある女神の聖闘士の証、このペガサスの聖衣を授けよう。」

 


ーーへぇ、あれがサガ・・・こうやって見ると、ホントに教皇っぽいな!マスクで影になっているから、顔なんて見えないからな・・・

オジマさんは、教皇が指し示す天馬座の聖衣のパンドラボックスより、教皇自身に興味を持っていた。

 

元々、聖闘士星矢という作品を、原作とアニメ、劇場版等、詳しい知識を持つオジマさんは、教皇の正体がサガだと言う事を知っている。オジマさんは、「カシオス」以上に、「サガ」を愛していた。

 

 

「アレが、ペガサスの聖衣か!俺は、アレを手に入れる為、オレは遥々ギリシャまで来たんだ!」

13歳の可愛らしい顔の少年、カシオス(オジマさん)より何倍も小柄な対戦相手、星矢。

星矢は、瞳を潤ませながら、ペガサスの聖衣の入ったパンドラボックスを見上げていた。

 

ーーあぁ、星矢もな、、姉さんに会いたいだろうしな、、、師匠の魔鈴さん、お姉さん感バリバリに出しているけどな・・・実は、魔鈴さんはお姉さんじゃないってオチだからな・・・

 

ーーいや、星矢には悪いが、オレはせっかく、このギリシャ聖域に雑兵として転生したんだ!サガと話がしたい!

ーーオレにとっては、聖闘士星矢の登場人物は、サガか、サガ意外。結論はそれだけなんだよな・・・

ーーそして、あそこにサガがいる!!

 

オジマさんは、再び教皇の姿を見上げる。

 

ーーん~~、サガと話したい!でも、オレは、雑兵のカシオス!幻朧魔皇拳に侵されたアイオリアの前で、、、星になるんだよね・・・きっと、、、

 

ーーいや、ちょっと待てよ!今、ここにいる星矢は、、、そこまで経験値を積んでいない。

ーー白銀闘士アステリオンより絶対弱い。ミスティにも1回はKOされて、紫龍にもワンパンで、ほぼKOに近い状態にされている・・・

ーーもっと、言えば、、、大熊座の激に捕まって、絞められているくらいのオチだ・・・

 

ーー激って、クマと戦って強者感ん出しているだけの奴に、絞められている・・・星矢なら、

ーーオレ、ホンキ出せば勝てるんじゃね??

 

 

「カシオス!オレは、必ずペガサスの聖衣を持って日本に帰る!その為に、オマエに勝つ!」

星矢が構える。

 

「カシオスーーーッ!日本人のあんな小僧に負けるんじゃないよォォ!!古より、伝説の聖闘士は、ギリシャから生まれる決まっているんだよォォ!」

「アンタは、アタシが育てたんだ!伝説の聖闘士にアンタがなるんだよォォ!」

ーーうぉ、めっちゃシャイナさん、カシオスの事、応援してるじゃんか!!

 

ーーもぉ、良い!!決めた!

 

「星矢ァァァ!!俺は、オマエに勝つ!!そして、

 

俺が勝ったらァァ!!サガと話をさせてくれぇぇぇ!!」

 


「むぅ!!」

カシオスの爆弾発言を聞き、目を光らせる教皇。

 

つづく かも