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あんじぇ( / / / )パン( ゚∀゚)ノ♪

ゆっくり、こっそり、何かをしてます☆

コッペパンは、小倉&マーガリン派です!

コメダ珈琲は、モーニング(小倉)1択↗↗

肉まんより、あんパンです!

リヤッホ~♪ オジマ~さんです☆

では、「聖闘士星矢外伝 転生したらカシオスだった★」の続きをね、読んでいただきたいんですけどね♪

 

前回のあらすじを、ざっくり話していきますと~

まず、「オジマさん」が交通事故で異世界に転生する!というよくあるパターンから、ギリシアの雑兵カシオスに転生しちゃった訳なんだわ。

 

まぁ、原作とアニメを知っている人は、解ると思うけどね~。今から、「ペガサスの聖衣」を巡ってですね、、、

宿敵!本来の主人公である星矢と激突します!

 

まぁ、「オジマさん」としてはですね、、、やっぱり、大好きなサガと話がしたんだわ!

カシオスってさ・・・星矢と戦って、次出てくるときには、幻朧魔皇拳にかかったアイオリアと相対して、、、

星矢を助ける為に、死んじゃうんだわ・・・

 

つまり、教皇に変装したいるサガと会えるチャンスってさ、、、今しか何ですよ?

 

オジマさん、前話で言ってやりましたよ!!

「この試合にかったら、サガと話がしたい!」ってね

そしたら、、、まさかの、教皇が、、、「ギラ」って、睨んできましたね!

もしかすると、逆上して「教皇から、邪悪サガに変わって」カシオス、やられちゃうかもしれませんけどね・・・

 

 

 

転生したらカシオスだった★

2話(後半)

「天馬座の聖衣をかけて」

 

 

「星矢ァァァ!!俺は、オマエに勝つ!!そして、

 

俺が勝ったらァァ!!サガと話をさせてくれぇぇぇ!!」

カシオス(オジマさん)は、教皇へ向かって叫ぶと、星矢の方へ向き直った。

 

ーー左耳を失い、聖衣を失い、あまつさえ恩師の心まで奪われた・・・

ーー星矢のお姉さんを探したい気持ちは解りますよ、でも、、、カシオス!オマエに可哀そうな思いは、オレは絶対にさせない!

 

オジマさんの、熱い心がカシオスに勝利を導いた!

 

カシオスの勝因は、星矢の戦闘のパターンを熟知していることにあった。

原作アニメ、共に、、、星矢の対カシオスへの戦闘は、

 

初手が「上空からの手刀で、カシオスの左耳を狙いに来ること」

その後は、「修行の成果として流星拳(1秒間に‘‘カシオス戦では‘‘80発前後の高速拳)を直線状に放つ」

この2つの攻撃でカシオスは敗退してしまう。

 

 

オジマさんは、ゆっくりと星矢との間合いを取った。

ーー来る!!

 

星矢が跳んだ。そして、カシオスも跳んだ。

 

「何っ!!」

星矢は、カシオスの予想外の動きに戸惑った。

 

身軽な星矢の方が、若干制空権(自身より上空領域を制する事)は上だが、星矢、カシオス共に上空へ跳んだ事により、初手の地上で不動のカシオスの耳を手刀で狙う事は難しくなった。

 

カシオスは、巨体とそれに見合ったリーチを生かし、星矢の右足を掴む事に成功した。

「あぁぁぁっ」

星矢は少し焦り、上空でバランスを崩した。

力自慢のカシオスは、星矢の右足をまるで、バトミントのラケットの様に振り下ろした。

 

「あぁぁぁぁぁぁ」

 

ドガッ

 

「星矢ァァァァァ」

魔鈴は、心配するかのように叫んだ。

 

「カシオスゥゥ!アンタの力を見せつけるんだよォォ!」

シャイナも興奮して、カシオスを応援する。

 

「星矢、、、オマエの心の小宇宙を爆発させるんだよ!」

魔鈴のアドバイスを聞き、オジマさんは、次の手が流星拳だという事が確信した。

ーーほらっ、来ましたよ!流星拳、実践経験のほとんど無い星矢でも、1秒間に80発前後は放ちますね、、、これは、撃たれたら、多分カシオスのデカイ身体じゃ、、、良い的(まと)になります。しかも防具は、あんまり意味のない皮のプロテクター・・・

 

ーーこれは、撃たせて避けるじゃ、、、カシオスには、厳しいですね・・・そろそろ、星矢がペガサスの軌跡を描く、ペガサスダンスを始めます・・・これに、賭けましょう!ペガサスダンス中に、、、なんとかしましょう!

 

 


「おォォォォォォォ!!」

 

「カシオス!離れるんだよォォォ。今の星矢に近づいちゃダメだ!!」

シャイナは、カシオスにアドバイスを送る。

 

カシオスは、星矢の周りを、円を描くように走った。

ーー間に合え!!星矢が、ペガサスの星座の星の数の軌跡を描き終わったら、、、カシオスに勝ち目はない!

 


「おォォォォォォォォ!!」

 


ペガサスの星座の軌跡を描き終わる直前で、カシオスは星矢の背後を取った!


「星矢ァァァァァ!!」

 

ガシッ

 

小柄の体格の星矢の両肩をカシオスは、渾身の力で掴んだ。

「何ッぃぃぃ!!」

 

カシオスは、星矢を少しだけ、持ち上げると、、、間髪入れずに、真下に叩き下ろした。

 

ガゴっ

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、か、肩がァァァァ!!!」

星矢は、両肩を脱臼させられ、、、今まで感じた事のない痛みに叫び声をあげた。

 

ーー決まりましたね!間違いなく決まりました!完璧です!完璧のペキオちゃんです!

ーー聖闘士星矢シリーズで、ほぼ9割以上が腕から繰り出される拳打の必殺技です・・・あのサガですら必殺技は両腕から放ちます。・・・まぁ、邪武とかね?、魔鈴さんとかね?、後、、、シュラとかね?・・・たまーに、脚を使った必殺ざわの闘士もいますが・・・

ーーワタシ、オジマさんの知る限り、星矢に脚を使った必殺技は無いと思います!両肩を脱臼した星矢には、打つ手がありませんよね!

「そこまでっ!!」

教皇(サガ)に制止の合図が入った。

 

「星矢ァァァァァァ」

魔鈴が、駆け寄り星矢を抱き起した。

 

 


 

3話

「その名はサガ」

 

 

「勝者カシオスよ。アテナは、お前を新たなる聖闘士として認めた。ここに聖闘士の証である聖衣を授ける。」

「なお、カシオスに忠告しておく!聖闘士は古代より、アテナを守護し正義を守ってきた。その聖衣も正義を護る為に身にまとうのだ。」

「決して、私利私欲の為に纏ってはならない。」

 

 

カシオス(オジマさん)は、教皇(サガ)の言葉を聞きながら、横目で星矢の姿を目にした。

両肩を脱臼し、魔鈴に抱かれた状態で悔しそうに涙を流している。

オジマさんは、星矢が何故ギリシャにやってきたのか、何故聖衣を手に入れたいのか、そして、いま何故涙をがしているのかを知っている。

 

 

「星矢と戦う前に言ったハズだ。オレは、ペガサスの聖衣が欲しい訳じゃない・・・サガと話がしたい!」

カシオスは、教皇を見上げて言った。

 


「むぅ・・・双子座のサガか・・・サガなら、あいにく留守でな・・・奴には、スニオン岬へ向かってもらい牢獄の近辺の様子を見に行ってもらっているのだ。」

教皇は言う。

 

ーースニオン岬?スニオン岬の牢獄には、カノンが投獄されてましたが・・・確か抜け出して、ポセインドの元へ参戦していたハズ・・・

オジマさんは、聖闘士星矢の知識をフル稼働し、脳内で考えた。

 

ーーいや、スニオン岬に行った・・・じゃなくて、そもそも、サガ!今、ここにいるでしょ?

教皇の正体、知ってますよ?という顔で、オジマさんは、教皇を見た。

 

「ふむ、、、確か、勝利した暁にはサガと会話したいのであったな・・・サガは、ここには居ないが、この教皇からサガへ伝達する事なら出来よう・・・何か、サガに伝えたい事があるなら、ここで申してみよ。」

教皇(サガ)は、カシオス(オジマさん)に言う。

 

「スニオン岬へ向かったら、サガに会える!そーいうことですかね??スニオン岬に向かってみたいのですが、行き方を教えてもらえますか??」

カシオスは、教皇へ聞く。

 

サガと会って話がしてみたい・・・・教皇のマスクと法衣を身に着けた、偽りの姿のサガではなく・・・素顔のサガと話がしてみたい。

 



カシオスとして、転生したなら、、、

十中八九、幻朧魔皇拳アイオリアの前で星になってしまう。

その前に、サガと話がしてみたい。

オジマさんは、その気持ちが捨てられない・・・

 

 

「むぅ、何故、、、それほどまでに、サガに会いたいのだ?そして、奴と話がしたいのだ?」

教皇のマスクを被ったサガは、オジマさんに問いかけた。

 

「俺にとっての女神とは、アテナじゃない・・・そこにいる、シャイナさんなんです!」

「ば、バカ!カシオス//////・・・・なんてことを言うんだい!」

シャイナは、オシマさんに発言に赤面した。仮面をつけているが、赤面している表情は、サガとオジマさんには手に取るように解った。

 

「ほぅ・・・フッ・・・」

マスクの中で、サガは優しく笑った。

 

「カシオスよ、良い師を持ったのだな・・・」

「シャイナさんは、男子顔負けの戦闘力と、人を慈しむ女性の慈愛の心を持ち合わせています。そんなシャイナさんの傍にいる事が出来れば、このカシオスは他に何もいらないのです。」

オジマさんは、マスクの中のサガに話した。

 

「よって、あのペガサスの聖衣は、星矢に譲ります・・・彼なら、アテナを護る為に、どんな苦境に負けず、そのチカラを善行へ使うでしょう・・・」

「むぅ、聖衣は不要なのか・・・・」

オジマさんへ、サガは問う。

 

「はい。ワタシは、このギリシャの地に産まれたからには、サガと話したいんです・・・サガは、自分にとって、全てなんです!」

「サガは、神のように人々から慕われており、次期教皇とも噂されています・・・自分も、サガこそ、次期教皇だと思います!」

 

 

ピクッ・・・

 

「フッ・・・サガが、次期教皇か・・・ならば、カシオス。お前に問う!」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、、、、、もし、サガが、悪人だったら・・・いや、地上を我がモノにしようと企み・・・」

「この教皇を、殺害したならば・・・・はぁ、はぁ、はぁ、、、オマエは、どうする??」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

ーーサガ、、、

カシオス(オジマさん)目に涙を貯めた。

 

「見届ける!!!」

「サガが、もし悪人なら、、、オレは、悪行を行うその様を見届ける!!」

カシオス(オジマさん)は、声を大きくして話した。

 


「愚か者め・・・カシオスよ!聖闘士は古代より、アテナを守護し正義を守ってきた。ならば、決してそのチカラは私利私欲の為に使ってはならんのだ!」

「もし、サガが、聖闘士としてのチカラを悪行の為に使っているならば・・・カシオスよ!オマエは勇気を持って立ち向かわねばならんのだ!」

サガは、教皇としてカシオスに正義の道を説いた。

 

「オレは、サガの前に立ちはだかる事はしない!それは、オレが、、、いや、みんな、信じているからだ!」



「サガの善行、そして悪人として立ちはだかるならば、反面教師として後世を担う聖闘士を育てる事を・・・」

 



「サガのしてきた事を、サガの託したモノ、

サガが残していくモノは、これから先、大きすぎるモノだという事をオレは信じている!」



カシオスが、いやオジマさんが語る熱い言葉に胸を打たれるように、法衣を纏うサガは、膝をついて胸を抑えた。

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

教皇(サガ)は、苦しそうに胸を抑えた。

 

「教皇!・・・お身体をどうかされましたか?」

側近の者達が、教皇へかけよる。 そして、側近の一部はの兵はカシオスに槍を向けた。

 

「ぐぅ、、、、良い・・・槍を収めろ・・・・」

教皇(サガ)は、胸を抑えながら、カシオスに背中を向けながらゆっくりと歩き始めた。

 

「案ずるな、私なら少し、休めば・・・良くなる・・・」

教皇(サガ)は、背を向けたまま、少しずつカシオスから離れていった。

 





「・・・・カシオスよ、聞かせてくれ・・・・」

 

 

 



=何故、そこまでサガ(私)の事を=

 

 

 

「人は、心の中に善と悪、二つの心を持っている!!」

 カシオスは、背を向けて少しずつ離れて行く教皇の背中に向かって、声張り上げて話した。


「だが、俺は、信じている・・・・サガは、悪の心に負けたりはしない!」


「例え、悪の心に飲まれても、、、最後は必ず、悪の心に、、、自分のチカラで打ち勝つ事を!!」


「サガは、本当は正義の為に戦う聖闘士である事を!!」

 

 

 


オジマさんの熱いココロが、

教皇の法衣を貫通し、サガの胸に深く刺さった。






つづく・・・かも☆