勇と歩いていた。





勇が競争しようというので、いいよと返事をする。





スタートの格好で待つ勇は、気合が入っていた。









ゴールは約50m先の電柱






よーい




どん






勢いよく走り出す勇。





その横を走っていた。




抜かれまいとこっちをちらちら見ながら走っていた。







半分くらい走ったころ、サンダルだったため、


つまずいてよろめきそのままこけてしまった。






いくらサンダルとはいえこけたことにびっくりと恥ずかしい



気持ちでいっぱいになった。





勇はそのまま走ってゴール。





こっちを見て




こけたねー




と笑いながら言う。




子供なので悪意はない。




ただ思ったままを言っただけ。







子供なので悪意はない。




帰ってすぐに、二人に報告。





いまねーきょうそうしたら、いさがかったんよー



すごいやろー




ぱぱねー




こけたんよー



ずるって



へへへへ・・・・・・・






子供には悪意はない。





それを聞いた真歩はあきらかにやついた顔で




へー



こけたん




という。





こいつはすでに悪意があるな・・・・・・





と感じる。







とうぜん、どんなふうにこけたん




なんでこけたん




などとしつこく聞いてくる。







悪意に満ちていた。







うかつに走ることもできないなー





と感じる。








老いたなー








夏休みなり、どうしても避けて通れないのが、


宿題




問題集をせっせと解いていた。





覗いてみると、なんともまー



間違いだらけ・・・・・・・・








とりあえず、といているという感じで、



正解か正解じゃないかは二の次という感じだった。






深いため息をつくことになるとは・・・・・・・・・・・






週末の祭りで、ばたばたしていたので、


つかれきっていた。



そんな親を横目にいまだにテンションが下がっていない真歩。




勇と五平太ばやしをたたいている。





久しぶりにゆっくりしたいところだが、



元気な二人は、どこかへいきたいという。






とりあえず涼しいところ・・・・・






プールに行くことにする。





午前中は家の片づけをして、昼からプールへ




田舎の市民プールはごった返すほどの人はおらず、


程よい感じがいい。






勇も去年と違い、大人用のプールに浮き輪をつけて、



入って足をばたばたしていた。




去年は入ることさえも拒んでいたのに・・・・・・・






真歩とクロールの競争をするが、明らかに速くなっていて、



差が全然広がらない。





50mが限界




それ以上は体がもたない





水泳に行くと1kmくらいは泳いでいるので、


もうかなわないと実感。




何もかも抜かれていっているような・・・・・・・・




自分の体力の落ちているのが悲しいけど、


子供の成長がうれしいという複雑な気持ち。






これからもっとかなわないことだらけになりそうで怖い。





まだ何をしても、



すごーい




といってくれる勇のほうがかわいいと思うようになった・・・・・・・