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インテリアコーディネーター
片付けコンサルタント
山口 みお です
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三連休、皆様いかがお過ごしですか?
私は、午前中は大好きな観葉植物の手入れをいそいそとやっておりました。
大好きといっても、現在は4鉢。そのうち2鉢は30年選手になります。
そこまで、成長すると形体が変わることないのですが、小ぶりの鉢物だったり、ツル系の観葉植物は、あっという間に様子が変化していきますよね。
観葉植物好きの方は過程を観察しながら、インテリアを眺めるのも、楽しみの一つですね。
2015年BRUTUS Casaさんより
眺めながら楽しむと言えば、見せる収納もそうですよね。観葉植物のように成長はしませんが、眺めることで心が落ち着く、気持ちが上がる・・・色々ありますよね。
ただ、中には「飾ってもしっくりこないんです」と言われる方もいらっしゃいます。
そう感じてしまう原因を「飾るセンスがない」とか「飾り方がわからない」とおっしゃる方が多いのですが、
先ずは飾るものの数を減らしていきましょう。
飾り棚でしたら、飾るものを3割にとどめる。ものを減らして飾るだけで十分素敵に見えてきます。
本棚でしたら、多くて5割です。
上級者でしたら、それ以上ものを飾られても大丈夫なのですが、その空間に共感できる人は減っていきます。
2015年BRUTUS Casaさんより
そこで重要になってくるのが、誰のために、誰のために飾るのかです。
私は、是非誰のためでもない、ご自分のため、もしくはご家族のために飾って欲しいですね。ご自分のために飾り始めれば、お部屋はご自分の『好きなもので埋まり始めます』そうするとご自分の個性も表現されて統一感も出てきます。
統一感ってテイストの統一感とはちょっと違った感覚で、ストーリーを感じるインテリア的な・・・
これは、以前同僚のインテリアコーディネーターから聞いた話なのですが、
ご年配の女性のお客様で、建材や床材など色やテイストがとにかくバラバラで、ご説明して軌道修正しよと試みたのですが、お客様の意思が強くそのまま部材発注、工事へと進んでいってしまったそうなんです。出来上がりに不安を感じながら完成現場を見たら、やっぱり・・・といった感じだったらしんですが、
その後、入居され引っ越しも落ち着いたタイミングで伺ったら、なんと、彼女に雰囲気にしっくりとくるものを感じ入るそんなインテリアだったそうなんです。
私も、具体的な話は聞いていないので、何がどうでというお話はできないのですが、
要するに、その方の世界観で満たされたインテリアだから、違和感なくまとまって完成したのだと思います。
『自分の好き』の世界をインテリアで表現していく。その時に、自分の中でストーリーを作りあげてくださいね。
ただ、なんとなく飾ったものは、ただなんとなくにしか見えません。
例えば、今でしたら残暑厳しい中でも感じられる秋を表現してみるとか、夏の楽しい思い出を飾ってみるとか・・・・
そして飾る分量を、ちゃんと制御してくださいね。あれもこれもとなると、ただの物置になりかねないですからね。
そして『自分の好き』だけを飾ってくださいね。
素晴らしストーリがあなたを楽しませてくれることでしょう!!
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