予定のない日曜の朝はコールドプレスジュースを作る。朝といっても遅い朝。いつもは冷蔵庫にある果物とか野菜を適当にジューサーにぶち込むんだけど、それでもそこそこ美味しいんだよね。「さすがナチュラルってすごいね!」って自然に感謝して主人といただく。私は主人に毎回「美味しいね!美味しいね!」と無理やり感想を押し付けて満足して飲んでいる。

 

今朝は、姉の庭で採れた無農薬の夏みかんとスーパーで買ったりんご。ミックスするのが勿体無くて別々に絞ってみた。「あ〜写真撮ってみよっかな〜」とグラスに注いでいると、みるみるうちにりんごジュースの色が変わっていく。「酸化防止剤が入って無いってことね!」と妙に嬉しくなったんだけど。今度はレモンを一緒に入れてみるか。

 

コールドプレスって食物繊維を取り除くから栄養素として勿体無いって感じがしたんだけど、食物繊維と摂ることで摂取できない栄養素があるらしい。確かに味わったことのない奥深い味を楽しむことができる。

 

にんじんジュースも我が家の定番である。小松菜とか、レタスとか、キャベツとか。 で、貧乏性の私はニンジンの絞ったカスをカレーに入れてみた。怖いから少しだけ。うんまあまあ。悪くはないけど良くもない。『カス』ってのが引っかかるけど。それ以降人参の搾りかすだけ冷凍してみた。

 

しかし先日、主婦歴29年初めて食べられないものを作ってしまった。カレーライスに例の「カス」を入れたときのこと。

夕食後に夜のオンラインの講座を控えていて急いでいた。受講者のオンライン接続チェックもあるのでほんと急いでいた。講師が遅刻なんてありえないからね。圧力鍋に材料を入れて、にんじんのカスちゃんも無事投入。ルーは私のお手製ルーを保存していたもの。玉ねぎ麹も忘れず投入。ここまで書いてすでにおいしそうな感じがしない。お手製ってのが自分でもひっかっかる。でもいつもヘルシーで美味しいからこれは大丈夫なんだけど。

 

この日は主人が「珍しいね〜美味しくないって。最後まで食べれるかなー?・・・あ、食べてたらだんだん美味しく感じてきた。」それはウソだ。私はもう食べられない。まずい原因はすぐにわかった。冷凍していたにんじんジュースの搾りカスに、夏みかんの搾りカスが少し混ざってしまった。ちゃんと人参だけを冷凍したつもりだったのに。スパイシーな料理でも隠せない柑橘類の味。いつまでも消えることのないほんのりとした苦味が口に広がり続ける。

ほんのりなのに主張が凄い。へー驚きだなぁ。

夏みかんが悪者になってしまって申し訳ない。

夏みかんさん、あなたのポテンシャル、お見それしました!!


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インテリアコーディネーター

片付けコンサルタント

整理収納アドバイザー2級認定講師