みなさんは行くと余裕で一時間は時間を潰せるとこってありますか?私にとってのそれは、まあ規模にもよるんだけど、ビデオショップなんです。んも~そりゃ~私にとってユートピアそのものなんです☆☆
で、ちょっと前からTSUTAYAが又半額レンタルを開始したので、借りないわけには行きません。ってことでまず、借りた中から既に見た韓国作品を紹介。。あ、今回はネタばれしませんので見たい人も大丈夫です。
親切なクムジャさん
●実の娘を人質に取られ、無実の罪で13年もの間服役を余儀なくされた女性の、犯人への復讐ドラマ。彼女は服役中、誰にでも慕われる天使のような存在としてあがめられていたが、実はその裏には彼女の陰謀が隠されていた…。<2005年 韓国制作 サスペンス>
イ・ヨンエよ!!カムバック!(´Д`) いや~チャングムを日頃見てる人にとってはなかなかショッキングかもしれません…。この作品は前回去年の10月ブログでも紹介した、「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作です。イ・ヨンエがめちゃめちゃ出演したがってた作品と聞いていたので、見ないわけにはいきません。ので、見ちゃいました!はい。
ストーリーについてですが、前回の二作を既に見ている人にとっては起伏があまりないように感じられるかもしれません。で、下手したら超B級作品になってしまうかもしれない内容。しかし、さすがはそこはパク監督。演出方法、絵的な見せ方が他の監督にないセンスで美しく、ストーリーも安っぽくは仕上げてない!芸術点では非常に高い作品といえます。
ただ、被害者が加害者に対して危害を与えたいという欲望や、その社会での賛否両論の風はわかるのですが、いかんせん主人公が復讐という衝動に駆られる理由が掴めない。なので感情移入ができず、その後の行動も説得力に欠ける気が。。又、倫理的に映像化して良かったのか疑問視せざる得ないシーンが多い。特に後半の儀式のシーンとか、風呂場での××の×××とか…。生理的に受け付けられない人が多いと思う。(まあ、私の場合このくらいは許容範囲ではあるんですが。)よって、衝撃的作品を好まれる方には見ても損はないと思いますが、グロイ、エグイ系が駄目な人はお薦めできません。
スカーレット・レター
●強盗殺人課のエリート刑事のギフンは、身重の妻と幸せな生活を送っている。しかし、彼は妻がいながら妻の友人のカヒという魅力的な女性シンガーと情事を続けていた。しかしカヒに妊娠の兆候があらわれ、徐々にそれからその三角関係にひびが入り始める…。<2005年 韓国制作 ラブ・サスペンス>
去年の冬に自殺して亡くなったイ・ウンジュさんの遺作として話題になった作品。正直、最初は死人を出した作品としてあまり見る気になれなかったのですが、ハン・ソッキュ主演作品ともあり出演価値があるのだろうと期待して今回やっと借りました。
結果、後味は悪いですが、原本のスカーレットレターと上手く混合させた箇所が多くあり私は好きな映画です。特にオープニングから視聴者を釘付けにさせる××××のコワ~イ謎が、上手く後半と絡んでたと思います。まあ、多少誇張してた感じもありますが。
ただ、上記のクムジャさん映画とこの映画の共通性は、とにかくスプラッター・・・。
使われる血のりの量が半端ない。ハン・ソッキュの「カル」の時もそのキモサに驚き、韓国は儒教の国?と頭の中で?マークが回りましたが、これもそれと同等でしょう。とにかく、生々しい。絵的にもそうだし、なんだろ。セリフの一言一言が・・・重くて人間味ある。愛欲が絡むと人間の話す言葉ってこんな風に聞こえるのかー。。と思わされました。文学的表現を求めている監督のこだわりがわかる一品です。
・・・と、話変わるが、イ・ウンジュがこの作品で露出をしすぎて鬱病になっていたとされていますが、私は自殺するほど彼女が悩んだ本当の理由がこれだとは思えない。だって彼女はこの様なハードコア作品にもう既に出演してたし、もし私が彼女の立場なら「親切なクムジャさん」の例の風呂場でのシーンよりはましと考える。なので、彼女を自殺に追いやった事実は映画や彼女の仕事そのものではなく、それを媒体としてとらえる世間の目だったのかもしれないなあ…。まあ、その他借金説もありますが。いずれにせよ、彼女がこの映画で愛に生きる事の尊さを体現していて、現実世界で彼女がそれを果たせなかったのが残念でたまりません。ご冥福をお祈りいたします。
で、ちょっと前からTSUTAYAが又半額レンタルを開始したので、借りないわけには行きません。ってことでまず、借りた中から既に見た韓国作品を紹介。。あ、今回はネタばれしませんので見たい人も大丈夫です。
親切なクムジャさん
●実の娘を人質に取られ、無実の罪で13年もの間服役を余儀なくされた女性の、犯人への復讐ドラマ。彼女は服役中、誰にでも慕われる天使のような存在としてあがめられていたが、実はその裏には彼女の陰謀が隠されていた…。<2005年 韓国制作 サスペンス>
イ・ヨンエよ!!カムバック!(´Д`) いや~チャングムを日頃見てる人にとってはなかなかショッキングかもしれません…。この作品は前回去年の10月ブログでも紹介した、「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督の「復讐三部作」の最終作です。イ・ヨンエがめちゃめちゃ出演したがってた作品と聞いていたので、見ないわけにはいきません。ので、見ちゃいました!はい。
ストーリーについてですが、前回の二作を既に見ている人にとっては起伏があまりないように感じられるかもしれません。で、下手したら超B級作品になってしまうかもしれない内容。しかし、さすがはそこはパク監督。演出方法、絵的な見せ方が他の監督にないセンスで美しく、ストーリーも安っぽくは仕上げてない!芸術点では非常に高い作品といえます。
ただ、被害者が加害者に対して危害を与えたいという欲望や、その社会での賛否両論の風はわかるのですが、いかんせん主人公が復讐という衝動に駆られる理由が掴めない。なので感情移入ができず、その後の行動も説得力に欠ける気が。。又、倫理的に映像化して良かったのか疑問視せざる得ないシーンが多い。特に後半の儀式のシーンとか、風呂場での××の×××とか…。生理的に受け付けられない人が多いと思う。(まあ、私の場合このくらいは許容範囲ではあるんですが。)よって、衝撃的作品を好まれる方には見ても損はないと思いますが、グロイ、エグイ系が駄目な人はお薦めできません。
スカーレット・レター
●強盗殺人課のエリート刑事のギフンは、身重の妻と幸せな生活を送っている。しかし、彼は妻がいながら妻の友人のカヒという魅力的な女性シンガーと情事を続けていた。しかしカヒに妊娠の兆候があらわれ、徐々にそれからその三角関係にひびが入り始める…。<2005年 韓国制作 ラブ・サスペンス>
去年の冬に自殺して亡くなったイ・ウンジュさんの遺作として話題になった作品。正直、最初は死人を出した作品としてあまり見る気になれなかったのですが、ハン・ソッキュ主演作品ともあり出演価値があるのだろうと期待して今回やっと借りました。
結果、後味は悪いですが、原本のスカーレットレターと上手く混合させた箇所が多くあり私は好きな映画です。特にオープニングから視聴者を釘付けにさせる××××のコワ~イ謎が、上手く後半と絡んでたと思います。まあ、多少誇張してた感じもありますが。
ただ、上記のクムジャさん映画とこの映画の共通性は、とにかくスプラッター・・・。
使われる血のりの量が半端ない。ハン・ソッキュの「カル」の時もそのキモサに驚き、韓国は儒教の国?と頭の中で?マークが回りましたが、これもそれと同等でしょう。とにかく、生々しい。絵的にもそうだし、なんだろ。セリフの一言一言が・・・重くて人間味ある。愛欲が絡むと人間の話す言葉ってこんな風に聞こえるのかー。。と思わされました。文学的表現を求めている監督のこだわりがわかる一品です。
・・・と、話変わるが、イ・ウンジュがこの作品で露出をしすぎて鬱病になっていたとされていますが、私は自殺するほど彼女が悩んだ本当の理由がこれだとは思えない。だって彼女はこの様なハードコア作品にもう既に出演してたし、もし私が彼女の立場なら「親切なクムジャさん」の例の風呂場でのシーンよりはましと考える。なので、彼女を自殺に追いやった事実は映画や彼女の仕事そのものではなく、それを媒体としてとらえる世間の目だったのかもしれないなあ…。まあ、その他借金説もありますが。いずれにせよ、彼女がこの映画で愛に生きる事の尊さを体現していて、現実世界で彼女がそれを果たせなかったのが残念でたまりません。ご冥福をお祈りいたします。















