葬儀を終えやっと主人は住み慣れた我が家に帰ってきました。
しばらくして葬儀会社の方が自宅に後飾りを設置する為来られ遺影、遺骨、線香立て、香炉、燭台と手際よく並べてくださった後、私はお水、主人の好物、お花を供え立派な後飾りが出来上がりました。
すべての設置が完了すると葬儀会社の方がお線香を供え両手を合わせ後、葬儀会社に戻って行かれました。
その後息子が主人の勤務先にすべて滞りなく、終わる事が出来ましたと連絡をいれると会社の方は我が社に大変貢献して頂き後輩達も手を合わせてたいと言う声が多数あるので代表者3名がご自宅を訪問させて欲しいと言って頂き私が今よりは少し落ち着くであろう1ヶ月後に来て頂く事になりました。
無我夢中で何とか終えた通夜、告別式、
皆がいなくなり後飾りに飾られた遺影と遺骨を目のあたりにした時、改めで主人はこの世からいなくなってしまったと言う現実が突きつけられもう主人に触れる事ができない、ぬくもりを感じる事ができない、寂しい、悲しい、主人がいない恐怖で押しつぶされそうになった