主人が亡くなって2回目のゴールデンウィーク。
2,3日前からゴールデンウィークを迎える事が憂鬱で仕方なかった。
先ほど早朝パートを終え、走り慣れた道を自転車に乗って帰る途中、私は転倒。
自転車で転倒なんて今までした事なかったのに
近くにいた女性が駆け寄って助けに来てくれましたがすぐに立ち上がる事ができない私
助けてくれた女性
「大丈夫ですか?」
と、声をかけてくれた。
私「すいません。大丈夫です」
と、返事をするのが精一杯だった。
幸い怪我はなく体的にはすぐ立ち上がれる状態だったのになぜか涙が溢れ立ち上がれなかった。
溢れ出る涙をこらえながらゆっくり何とか立ち上がった私
パートから帰り玄関を開けて「ただいま😄」と言うと「おかえり😄」と言う主人の声が返ってきたのに……
帰宅する私を主人とミルクが待っていてくれたのに……
今は、パートから帰って「ただいま」と言っても「おかえり」という言葉は返ってこない。
家で帰りを待っていてくれる主人はいない。
そんな事をボーと考えながら自転車を漕いでいたので転倒してしまったのだろう。
自転車で転倒した時の痛みより主人がいない悲しみ、辛さに支配された心の痛みの方が遥かに大きい。