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部屋の片付け。どんどん減っていくモノ、どんどんスッキリしていく。
捨てられるものは捨てていく。
スーツケースの荷造り。
明日には粗大ゴミ回収がくる。
そのあとは、すっからかんの状態になる。
6年前と同じ状態だ。
なーんにもなくなったワンルームを想像すると、
寂しい気持ちでいっぱい。
しんみり、だね。
6年。こんなに長く住むとは思わなかった。
居心地がよくて、つい長居したみたい。
思えば23歳の時、東京にきて2回目の引越し。
何を血迷ったのか、恵比寿や代々木、港区界隈で
探したりもしたっけ。
ほんと、身の程知らずもいいとこだよな。
たいした稼ぎもなかった
あの時の自分に、身の丈を知れと喝を入れたい。
まぁ、結局は今のところをひと目で気に入って
決めたわけだけど、結果、最高の決断をしたわ。笑
6年暮らしたこの部屋には東京の思い出全てが
詰まっている。一人暮らしの気楽さ、ひとりの
寂しさ、喜怒哀楽の感情を全部露わにしてきた。
仕事してヘトヘトな身体で、帰宅したら
安心感に包まれたり、
しんどいことがあったらしくしく泣いたりした。
考え事でなかなか寝付けない夜もあった。
ベランダからは西新宿の高層ビル街が見えて、
落ち込んだ時は、その光を見ながらまた明日から
頑張ろうと自分を鼓舞したりした。
あぁ、大都会で生きてるんだなぁーと
田舎もんの私は思ったもんだ。
今では隣にマンションが建設中で、空しか見えない。
あっという間に過ぎてった日々だけど、
昨日のことのように色々な出来事を思い出せる。
それもこれも、何も言わずに温かく包んでくれたこのワンルームのおかげ。
お世話になりました。ありがとう。