続きです。
前の記事はこちらから努力し、頑張れば
何でも出来る!
と、本当に思っていました。
旦那さんとは、
入社五年目で結婚しました。
結婚しても三年間は、
子供は作らず二人で旅行に行ったり
二人の時間を楽しもう!
そしてこれまで通りに働こう!
と、
仕事と主婦業と両立して頑張りました。
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私はもうすっかり忘れていましたが、
先日の新年会に、元課長が、
『新婚旅行から帰って直ぐに、
僕と添乗行ったなぁ。
今でも悪かったと思てんねん。』
と、仰っていました。
そう言われてみれば、
そうだったかなぁ。。。
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旦那さんはメーカー勤務の会社員で、
お休みはカレンダー通り。
一方、私は、
世間の休みの日が、忙しい旅行会社。
いつもはカウンター業務でしたが、
国内、海外ともに研修旅行もあり、
一週間以上、家を空ける事もありました。
一ヶ月に2~3日、
お休みを合わせるのがやっとでした。
当時は、時短制度なんてなくて、
残業も普通にありました。
今から思うと、
体力、気力ともによく持ったと思います。
心も身体も丈夫な方だったし、
旦那さんの理解もあり、
また、大好きな仕事だったので、
乗り越えられたのだと思います。
しかし、結婚も3年目になり、
そろそろ子供を。。。
と思い初めた頃、
研修旅行先のラスベガスで、
七転八倒するほどの腹痛に見舞われ、
一晩中、何回も嘔吐しました 。
もう、死ぬかと思う程の腹痛でした。
翌日、ロサンゼルスに戻り、
一人現地の病院に行きました。
その時、痛みは引いていたのですが、
CT検査をすると、
「卵巣が腫れて8cmにもなってます。
多分そのせいで、卵管が茎捻転しての痛みだったと思います。
帰国後すぐに婦人科に行って下さい!」
(卵巣が腫れて大きく重くなって、
ぶら下がっている卵管が捻れること。
捻れたままだと卵管が破裂したり、
壊死してしまいます。
その場合は、命に関わるので開腹手術が必要になります。)
と言われました。
多分そんな感じです。
(英語は苦手なので、、)
また、
いつあの激痛に襲われるか分からない
という恐怖を抱きながらの帰国でした。
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帰国後、早速婦人科に行くと、
やはり卵巣嚢腫(卵巣が腫れている)
と診断されました。
その嚢腫は、良性か悪性(癌)かは
摘出しないとはっきり分からない。
と言われてしまいました。
頭が真っ白になりました。
え?は?癌?
更に、
「おめでたですよ。妊娠5週目」
と言われました。
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思いもよらず、
そして急すぎて、
全然嬉しくなかった。。。
そんな記憶です。
続く