夜勤後、彼がいる家に帰りました。




おかえり…

ただいま。



仕事があったため、話し合いの途中で仕事に行ってしまい、帰ってきてからも微妙な空気が流れていました。



ちゃんと仲直りしたい。



そう、彼は言ってくれましたが…

私は夜勤中も考えていました。
彼から結婚の話を進めてくれないことも
婚約指輪を買うのを渋るのも
私のことがどうでもいいから。
本当は結婚したくないから。


ずっと引っかかっているのは、
やっぱり、彼が前にプロポーズした時は、
彼が自分の足で婚約指輪を購入して相手へ贈ったこと。


それは、彼がその方と心から結婚したいと思えたから。
だから、自分から行動できたんだろうなって思いました。



彼くんは…私のことはどうでもいいんだよ。



考えれば、考えるほど…涙がぼろぼろ流れてきました。



どうでもいいなんて思ったことない!
そんなふうに言わないで。ずっと一緒にいるの。
ともはなしかいないの。



彼も、ぼろぼろ涙流しながら、私の腕を掴んで訴えてきていました。



だけど、このまま本当に一緒にいて幸せになれるの?



一緒にいてもお互い幸せになれない。



幸せになれる。ともはなとじゃないと幸せになれない。お願い…そばにいてよ。



じゃあ、なんで…なんで…あんな扱いするの……



ごめん…ちゃんとするから、ごめんっ…



そこからお互い涙が枯れるまで泣き続けました。
彼はぎゅっとずっと抱きしめてくれていました。



彼のことが好きだから、ずっと一緒にいたい。
そう思いました。



ひとしきり、泣いた後、



仲直りしてくれる…?


うん、ごめんね。


俺もごめん。



またぎゅっと抱きしめてくれて、仲直りしました。


たくさん泣いたのでスッキリしました。

これから一緒にいて、どうなるかは分からないけど。

好きだから、一緒にいたい。

ゆっくりでいい、少しずつ家族になっていきたい。


不安も多いけど…

2人で幸せになる!!幸せになろうね!!