2年前の11月、母がすい臓がんのステージ4(末期ガン)だと、わかりました。
あれから2年の闘病生活を経て11月9日午前7時、母が息を引き取りました。
母は強かった。
2年間、がんと闘い抜きました。
まさに「闘い」という言葉がぴったりの2年間でした。
娘の私としては、病気の母にどんな風に接すればいいのか、どんな言葉がけをすればいいのか、全くわからず…
かと言って、それを気軽に聞けるような親子関係ではなく…
悲しい気持ちに何度もなりました。
亡くなる前日の最後の最後まで、私のことを気遣ってくれた母。
「お母さんが病気になってごめんなぁ。あんたのアトピーが心配やなぁ」って、よく言っていた。
我慢強い母でも耐えられないくらいの痛みの中でも、母のお葬式に着ていく私の服のことまで気にかけてくれている(笑)しっかり者の母。
しっかり者で
頼れる存在
真っ直ぐに主張を通し
愛情深い
そんな母でした。
お葬式にはたくさんの方が来てくださり感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、母のすごさ偉大さを感じました。
私の目からは、どこか偏った考えを持った母に見えていました。
だから、どこかしら心の奥底で「母のせいで私はこうなった」みたいな被害者意識を捨てきれなかった。
でも、そんな自分も嫌いで、見てみぬフリをしていました。
お葬式に来てくださった方のお話しを聞いて、母の強さや人望を目の当たりにした時に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
母は母なりに精一杯私を愛して、私の幸せを考えてくれてた。
そんな母に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
お母さん、ありがとう。
もう会えないなんて寂しすぎる
私は母の娘として強く生きていこうと思います。
母が心配してくれてる分、幸せに生きていこうと思います。
お母さん、大好き
お母さん、私を生んでくれてありがとう
感謝とともに。
坂本和子の娘、智香